盛岡タイムス Web News 2013年  12月  20日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉180 草野悟 輝くイルミネーション、素敵なジャズ


     
   
     

 三陸鉄道、宮古駅前が優しい光に包まれました。「暦の上ではディッセンバー♪」GMTのメロディーが聞こえてくるようです。毎年、宮古の商店街女将会「ほっこり会」の皆さんが募金を集め宮古駅前から街中へとイルミネーションで飾ってくれました。優しい光が心を温めてくれます。アサヒビールさんも協賛してくれました。

  震災後、三陸鉄道の中でも演奏をしてくれた「早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブ」の学生さんたちがクリスマスにちなんだ名曲を演奏して、点灯式の演奏会をしてくれました。これで震災後から11回目の訪問です。東京から深夜バスで宮古入り、演奏が終わるとまた深夜バスで東京へ戻りました。0泊3日の長旅です。世話係の三社タクシー松原さんは「毎年必ず来てくれます。ありがたいですよ。早稲田大学の鎌田総長さんも来てくれました」とその熱意に大感動しています。

  ジャズクラブをバックアップしているのは、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターです。「夜行バスで来て夜行バスで帰すなんて、あまりにも厳しいのでは」と私が聞きましたら、総務課長の外川さん「いえ、厳しさの中から成長するのです」と。でも1泊くらい暖かなホテルに泊めてやってくださいよ。

  ジャズクラブの神田君は「自分たちができる被災地の応援は音楽しかないので…」と話してくれました。そんなことはありません。寒空に暖かく響くジャズの音色は、宮古市民の皆さんを十分癒やしてくれています。4年生の坂尾君と高橋君は、今年が最後の演奏になるかもしれません。そのあとを引き継ぐのは中島君、中田君、吉岡君です。三陸鉄道は震災から3年を経過して全線復旧します。ぜひ三鉄列車の中で「ジャズトレイン」をしてください。待ってまーす。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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