盛岡タイムス Web News 2013年  12月  23日 (月)

       

■ 滝沢村へありがとう 新市への歩み確かめ合う

     
  川前保育園や元村子どもさんさ愛好会、男鹿市のなまはげが共演したフィナーレ  
  川前保育園や元村子どもさんさ愛好会、男鹿市のなまはげが共演したフィナーレ
 

 市制移行まで残り10日となった22日、滝沢村に「ありがとう」を伝える、読み聞かせコンサート冬「滝沢村へありがとうコンサート」(住民参加型親子ふれあいコンサート実行委、NPO法人劇団ゆう主催)が、同村滝沢の滝沢ふるさと交流館で開かれた。「滝沢村から滝沢市へ―未来へ伝えたいメッセージ」をテーマに、第1部はコンサート、第2部はシルエットミュージカル、第3部は「新市へ響け!太鼓の音」と題した太鼓の競演が繰り広げられた。約200人が来場し、村への感謝、新市への歩みを確かめ合った。

  第1部のコンサートでは、古里滝沢村へのありがとうをつづった手紙を発表。応募総数1255通のうち、入選した20通を本人や俳優による朗読のほか、本県ゆかりのミュージシャン4組が、オリジナルのメロディーに乗せて代読した。

  「これからは僕たちが新しい滝沢を作っていこう。滝沢村を作り上げた先人に負けない美しい街を作っていきたい。これまでありがとう。おやすみ滝沢村」(滝沢中3年・林雄太さん)、「次は笑顔と絆で日本一の『滝沢市』を目指して、私も地域の方々のような大人になりたい」(姥屋敷中2年・鈴木綾さん)など未来への決意がこだました。

  第3部では、川前太鼓に励む川前保育園年長組、伝統さんさを復活させた元村子どもさんさ愛好会が出演。りんとした立ち居振る舞いで大役を果たした。ゲストには、秋田県男鹿市のなまはげが来村。和太鼓団体「恩荷」の20代4人組がなまはげに扮(ふん)し、地元の誇りを表現した。

  来場した猿舘芽唯さん(滝沢東小2年)は「太鼓が楽しかった。(来年は)縄跳びを頑張りたい」と話し、父親の俊博さん(35)は「滝沢は住みやすい。自然がいいですね」、母親の牧子さん(35)は「市街化調整区域や下水道などの課題を克服して、もっと住みやすくなれば」と新市への期待を語った。

  ありがとうの手紙コンサートは同館自主事業で2008年から実施。今年は村から市への節目のコンサートとなり、「滝沢村」へのありがとうをテーマに手紙を募集した。入選した手紙は28日まで、同館のガラスケースに展示している。

  柳村典秀村長は「多くのありがとうで、住民自治日本一へのエネルギーを心にためて、夢のあるまちづくりに励みたい」と誓った。
 

 


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