盛岡タイムス Web News 2013年  12月  28日 (土)

       

■  役場が閉庁式 新年から市の滝沢村 柳村村長「市民の力を結集しまちづくり」


     
   市制移行に伴う閉庁式で旧村役場のプレートを掲げる柳村典秀村長  
   市制移行に伴う閉庁式で旧村役場のプレートを掲げる柳村典秀村長
 

 2014年1月1日に滝沢市へ移行する滝沢村で27日、村役場としての仕事を終える閉庁式が行われた。同村では例年、年末に柳村典秀村長が職員に対して訓示を行っているが、今年は村として最後となる仕事納め。村公民館ホールでの閉庁式には、村職員約300人が参加し、柳村村長からの訓示を聞いたほか、市職員となる決意を新たにした。村役場は滝沢市役所として1月6日に開庁する。

  式で柳村村長は「先人が残してくれた豊かな自然や財産を後世に引き継ぎ、さらなるまちづくりを進めてくことが、私どもに与えられた使命。このために市民とともに一体となって市政運営に取り組んでいかなければならない。現在の社会情勢や少子高齢社会の中、持続可能な地域社会づくりが求められており、市民の力を結集し新たなまちづくりを進めたい」と改めて市制への決意を語った。

  職員訓示では「市制移行の表明をして以来3年。住民への説明、福祉事務所開設のための準備や県での研修、情報システムの構築、窓口の在り方の検討、各条例の改正作業など市制移行に向けて職員全員で取り組んでもらった。1月6日には滝沢市役所がスタートする。滝沢市役所職員として元気に笑顔で市民を迎えてほしい」と話した。

  職員を代表し、村として最後となる13年度採用の石井宏樹農林課主事(23)が「村から市への懸け橋となる年に職員となったことは、非常に意義深いものであり、これまでの9カ月の間、郷土滝沢村を思い、日々の業務に尽力できたことは私たちの誇り。すべての住民が幸せを実感し、生き生きと暮らすことのできる滝沢市を目指し、新採用職員一同、さらなる躍進で業務に取り組む」と決意表明。同じく新採用職員の北上花恵児童福祉課主事(23)が書いた「祝 滝沢市誕生」の書を柳村村長に手渡した。

  現在の役場庁舎は、1982年12月から供用が開始された。式では、閉庁を記念して庁舎が移転した82年の採用職員の佐々木由利子保健年金課長(54)から柳村村長に現商工会館付近にあった旧庁舎の「滝沢村役場」と書かれたプレートが手渡された。

  1889年4月1日に五つの村が合併して誕生した同村。現在5万5114人を有する町村で全国一の人口となり、この間、一度も合併することなく124年の村としての業務を終えた。


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