盛岡タイムス Web News 2014年  1月  3日 (金)

       

■ 「新生滝沢」が始動 元日に市制移行でイベント ハッピーニューシティ

     
  愛唱歌となるいいねふるさとを合唱する参加者  
  愛唱歌となるいいねふるさとを合唱する参加者
 

 2014年1月1日、滝沢村は市制移行し、5万5114人(13年11月末現在)の人口日本一の村から住民自治日本一を掲げた滝沢市が誕生した。県内では14番目の市となる。同市鵜飼の村公民館大ホール、役場前では12月31日の深夜から滝沢市カウントダウン実行委員会主催の滝沢市誕生年末年始カウントダウンイベントが開催された。新年の幕開けとともに、約1500人の住民が新市の誕生を祝った。

  村公民館大ホールには、午後11時前から続々と住民が駆け付けた。元滝沢第二小校長を務めた太田代政男さんの指揮で、歌い納めとなる「村民の歌」、村民の歌に代わる愛唱歌として歌い継がれる「いいねふるさと」を合唱。歌でこれまでの村の歴史を振り返るとともに、市に向けて気持ちを新たにした。

     
  柳村典秀市長の合図で除幕された滝沢市役所の看板  
  柳村典秀市長の合図で除幕された滝沢市役所の看板
 

  役場正面玄関に会場を移して行われた新市へのカウントダウンでは、取り囲むように集まった大勢の住民の前で、柳村典秀市長が「滝沢市誕生を宣言する」と宣言。関係者の除幕で滝沢市役所と書かれた新たな看板がお目見えした。同時に200発の花火も打ち上げられ、住民から歓声がわいた。同実行委の瀬川幸男委員長の音頭で、参加者全員による万歳三唱も行われ、新市の誕生を祝った。

  柳村市長は「滝沢市が誕生した。これから市民の英知を結集し、よりよい滝沢市を目指していこう」と市民に呼び掛けた。滝沢市議会の黒沢明夫議長は「滝沢市誕生を心からお祝いする。滝沢市議会も市当局と車の両輪の一つとして切磋琢磨(せっさたくま)し合いながら、滝沢市の発展と市民の福祉向上に努めたい」と話した。

  新市の誕生に合わせて、午前0時に受理されるよう4組が婚姻届を提出した。自営業の長沼岳彦さん(34)、絵里さん(36)夫妻は「とてもめでたい日に届け出を出せてうれしい。滝沢で若い人も年寄りも農業をしたり、子育てをしたり、仕事ができる市になってほしい。出て行くのではなく、滝沢市に残っていたいと思える市であってほしい」と思いを語った。

  滝沢アマチュア無線クラブ(井上政博代表)は、総務省に許可申請し12月31日から役場駐車場に特別記念局を開設。会員約20人が参加し、午前0時に合わせて全国に向けて新市誕生を情報発信した。井上代表は「せっかくの機会、何かなければ面白くないと思い開設した。北海道から九州まで40、50人から一気に反応があった。滝沢市には災害に強い市になってほしい」と話した。

  イベント後の取材に、柳村市長は「これまでも話していたが、市になって完成ではなく、これから住民自治を進めていかなければならない。そのことをこれからさらに訴える。それが滝沢の新しい歴史を築くことにつながる。市民の力を結集し、それをうまく引き出しながら、住んで良かったと思えるような滝沢市をつくっていきたい」と意気込みを語った。



   


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします