盛岡タイムス Web News 2014年  1月  5日 (日)

       

■ 矢巾スマートIC18年3月供用へ 医療、物流など多様な効果期待

     
  矢巾スマートICが設置される矢巾パーキングエリア(矢巾町提供)  
  矢巾スマートICが設置される矢巾パーキングエリア(矢巾町提供)
 

 矢巾町は東北縦貫自動車道の矢巾パーキングエリアと町内の県道、町道をつなぐ、矢巾スマートIC(インターチェンジ)整備事業を進めている。2018年3月の供用開始に向け、今年は現地の測量を実施し、今後の工期スケジュールの見通しを立てる。同町は既存の流通センターや岩手医科大学、同附属病院の移転など、スマートICが完成することで医療、物流面をはじめ、多方面への効果が期待される。

 同町では07年にスマートICについて協議を開始し、昨年2月には第1回スマートIC地区協議会を開催。同6月に国土交通省から、東北縦貫自動車道との連結申請が許可された。

  同年8月にはネクスコ東日本東北支社、県、同町の3者で事業実施に関する基本協定などを締結。18年3月の供用開始に向け、今年は測量などによる工期計画の策定を急ぐ。

  設置予定場所は、東北縦貫自動車道の矢巾パーキングエリア。連結するのは県道不動盛岡線(上り)と町道堤川目線(下り)の2線。県道は同町上矢次地内、町道は煙山地内で連結する。総事業費は約18億円。

  同町では岩手医科大学附属病院の移転を控えているため、スマートICの整備で救急医療における搬送時間の短縮など、医療利便性向上を図れる。同病院の関連企業の増加も想定するほか、既存の岩手流通センター、流通業務拠点などを目指す広宮沢第二地区土地区画整理事業と合わせ物流の効率化や企業誘致の促進、地域産業の活性化を見込んでいる。市街地から高速道までの所要時間短縮を図り、居住者や来訪者の増加を狙う。

  同町道路都市課地域整備係の村上純弥主任主事は「現段階ではスケジュールは、まだ決まっていない。測量の結果が出てくれば徐々にスケジュールも見えてくる」と話している。 (山下浩平)


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