盛岡タイムス Web News 2014年  1月  11日 (土)

       

■ 灯油1g106円 4円上がり冬季最高値 県生協連緊急委 円安影響 家計にずしり

     
  県生協連の緊急灯油委員会  
  県生協連の緊急灯油委員会
 

 県生協連(加藤善正会長)は10日、緊急灯油委員会を開き、この冬の灯油価格を1g106円と決めた。現在より4円値上げする。冬季の価格としては過去最高で、円安の影響を受けた。県生協連の灯油価格はこの冬1g102円で、これまでも最高だったが、さらに更新した。厳冬の需要期を迎え、家計に響く水準に上がった。

  委員会は盛岡市の県民会館で開かれた。価格は配達価格で1g106円、18g1908円。12日から3月20日までの暫定価格とした。前年同期の1g98円より8円高い。

  加藤会長は「12月に入り元売りの仕切り価格が6円ほど値上げされ、私たちの想像以上の値上げが行われた。アベノミクスによる円安が進んだことによる」とあいさつ。11月末から12月にかけて元売り価格が6円から7円上がったことから、上昇分の吸収は限界になったという。

  吉田敏惠専務は「なぜ原油が高止まりかと言えば、原油の下がる要因が強くないことによる。下がるとなれば需要が緩和するとか、増産とか、景気が後退して需要が伸びないとか、米国の金融緩和が縮小されることもなく、投機のお金が逃げず、下がる要因がないが、円安が進むので灯油が上がる」と述べた。

  その上で「灯油はなかなか売れていない。北国が例年に比べて気温が高いことと、1800円を超えた価格ではなかなか利用できないので供給が伸びない。去年のようにガソリンに比べて灯油だけが極端に上がる状況には多少のブレーキがかかっている。いわて生協の利用状況を聞くと12月は前年比94%の供給量だった。皆さん節約して寒い冬を耐えている」と説明した。




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