盛岡タイムス Web News 2014年  1月  31日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉185 草野悟 二胡の音色にうっとり


     
   
     

 以前ご紹介した二胡奏者の「真真=しんしん」さんが、自費で盛岡に来てくれました。ものすごいコートが山積みにされた前で演奏しています。その隣でうっとりと聞きほれているのは、この秋「瑞宝中綬章」というとんでもない大きな叙勲を受けた竹内重徳さんです。「私のためにだけ弾いてくれて、感激だねえ」と、おちゃめな声で喜んでおります。竹内さんは、三陸鉄道を勝手に応援する会の最高顧問なのです。

  会の有志が集まり、「じゃあ、勝手にお祝いして楽しもう」と内輪のお祝い会を行った時の1シーンです。この日の主役は当然、竹内さんであり、本来は竹内さんを褒めたたえるのが筋なのですが、当会の会員さんたちはめいめい、てんでんばらばら、勝手気まま、自由奔放、俺様、でありまして、人の話より自分の話が優先されるのであります。でも都合よくというか、タイミングよく皆で笑う場面もたびたび出てきます。でも、よくよく観察すると笑う話がバラバラなのにまとまって笑うという不思議な現象が起こるのです。ある人は「ビッグブルズってすごいよ」「あ、J3ね」「違うよ、なんだっけ?」「昨日宮古に行ってさ」「そう鳴子はにぎやかだね」「竹内さんの賞ってなんだっけ」「天皇陛下にお会いできまして」「前に大槌かどっかに来たよね」と、まあ話は一本にまとまらないのでありますが、竹内さん、大変ご満悦であります。

  気の置けない仲間との語らいは、お約束2時間以内をはるかに超えて4時間ほどワイワイと楽しんだ会でありました。それでも真真さんが「蘇州夜曲」を弾き、歌い出しますと全員が静かになり、口ずさみます。この時ばかりは「一致団結」。蘇州夜曲を歌える年代なのですねえ。

  皆さんが望んでいることは、竹内さんの健康です。いつも元気でおちゃめな竹内さんに会いたいと願っています。大きな叙勲ですから、毎日どこかでお祝い会が催されていると思いますが、どうかお体を大切に「絶対酒を飲まない」でお過ごしくださいませ。2月には、本物の大きなお祝い会があるようです。今度はまじめな顔で壇上に立つ竹内さんを見られます。楽しみです。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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