盛岡タイムス Web News 2014年  2月  4日 (火)

       

■  無病息災祈り、福男福女が豆まき 節分の盛岡・千手院 きょうは立春


     
  無病息災などを願い豆まきが行われた千手院  
 
無病息災などを願い豆まきが行われた千手院
 

 節分の日の3日、盛岡市鉈屋町の天台宗・千手院(矢澤亮康住職)では節分会が行われた。厄よけ観音として知られる千手院。境内では恒例の豆まき行事が行われ、邪気を払い、無病息災や交通安全、家内安全などの恩恵にあずかろうと大勢の人たちが集まった。

  この日の県内は、岩手松尾など11の観測地点で今年最高の気温を記録。盛岡も日中までの最低気温が4度と4月中旬並みの暖かさとなった。境内に集まった人たちも、例年よりも過ごしやすい気温の中で豆まきの開始を待った。

  本堂では豆まきに先立ち、厄年を迎えた男女約50人が今年1年間の無病息災や交通安全などを祈とう。祈とうを終えた男女は、福男福女として羽織はかま姿で境内に設置された特設舞台に上がった。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、交代で升に入った福豆や餅、ミカンなどをまいた。集まった人たちは持参したビニール袋や手提げ袋を広げ、われ先にと拾っていた。

  同市仙北から初めて訪れた佐々木栄子さん(68)は「こんなにたくさん豆をまいてくれるのはありがたい。楽しかった。やっぱり健康第一で、何か一つでも良いことが自分に訪れる1年であれば」、同市清水町の60代の夫婦は「5年ぶりくらいに来た。いっぱい豆をまいてもらい面白かった。今年はみんな健康で過ごせるような1年にしたい」と節分に今年1年の無事を願った。

  矢澤住職によると、千手院では盛岡地域では最も古く約70年ほど前から豆まきを行っているという。今年は5月に、30年に1度のご開帳を迎える記念の年でもある。矢澤住職は「皆さんが家内安全、無病息災で1年を過ごされるようにしてほしい」と話した。
 


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