盛岡タイムス Web News 2014年  2月  21日 (金)

       

■  市民の一体感醸成を期待 八幡平市議会開会 田村市長が施政方針


     
  施政方針演述する田村市長  
 
施政方針演述する田村市長
 

 八幡平市議会の2014年第1回定例会は20日招集され、田村政彦市長が施政方針演述をした。「合併時の最重要案件であった新庁舎建設は9月に完成する見通し、11月に移転し開庁する予定。新庁舎を核としてさらなる市民の一体感の醸成が期待される」と、来年の合併10年に向け、新庁舎を核とした市民の一体感の醸成を期待。いわて国体については「秋季と冬季を同一年に開催する完全国体、八幡平市を全国に発信する絶好の機会」と決意を語った。会期は3月20日までの29日間。

  ▽自然環境の保全と活用▽社会基盤の整備▽生活環境の整備▽産業振興▽保健・福祉の充実▽教育文化の充実▽行財政の効率化▽連携・交流の促進―の各項目ごとに14年度事業方針を説明した。

  自然環境の保全では、新庁舎への地中熱を活用した冷暖房設備の配備、新庁舎周辺への太陽光を活用した街路灯の設置、市内3カ所への防災用太陽光発電パネルや蓄電池整備の設計に取り組むなど、より一層の再生可能エネルギー導入を推進する。

  社会基盤では、昨年の台風18号で被災した温泉配水池の導水施設の本復旧。都市計画道路大更駅前線の実施設計や沿道の換地設計、大更駅西口駅前広場整備に向けた用地補償契約と早期整備、大更駅東西自由通路を整備し東西を一体化したコンパクトなまちづくりを目指していく。

  保健・福祉では、西根病院について「老朽化が進み、耐震強度も不足しており、施設整備が急務。利用者の利便性、経営の健全化、医師確保、保健・医療、福祉の連携など、総合的な観点から、移転改築に向け、具体的に取り組む」と、新築に向けた取り組みを行う決意を語った。

  行財政効率化では、14年度からの産業部と建設部の統合、教育委員会の生涯学習、スポーツ部門、国体推進室の市長部局への移管。市税のコンビニ収納を行う。

  最後に「依然として人口減少に歯止めがかからない状況。しかし、本市には美しく豊かな自然、安全安心な農作物、伝統ある食文化、優れた人材など、多くの地域資源がある。これらの地域資源を基に各種施策を展開することで、雇用や交流人口拡大につなげ、市民一人一人が安心して暮らせるまちづくりに、まい進する」と語った。

  初日には14年度一般会計当初予算案など42件を提案。日程は3月4日まで休会後、一般質問は5日から7日と10日の本会議で行い、11日からの予算特別委員会を経て最終日は午後からの本会議で議案を採決する。


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