盛岡タイムス Web News 2014年  2月  24日 (月)

       

■  映像+印刷の新サービス 総合広告社 県内初のARを開始 さらなる発展を誓う

 

     
  ARのサービスを始めた菅野社長  
 
ARのサービスを始めた菅野社長
 

 盛岡市の総合広告社(菅野清治社長)は、3月から県内初のAR(オーグメンテッド・リアリティー)による広告サービスを開始する。AR広告は「拡張現実」の意味で、カメラによって撮影した映像をコンピューターで3次元化し、印刷物を媒介に再生する技術。同社は東京都のIT企業のスターティアラボと契約し、スマートフォンやタブレットを印刷物の広告にかざすと画面に動画を再生するシステムを導入した。

  AR広告は雑誌や新聞に印刷する写真を撮影する際、併せて動画を収録し、スマートフォンをかざして映像と音声を再生する。写真と文字情報だけで構成された広告が、スマートフォンを通すと動画と音声で鑑賞できるため、広告業界では紙媒体の付加価値を高める効果が期待される。

  菅野社長は「新しい方式の広告で、紙媒体の逆襲と言われている。紙だけでは伝えられない映像が広がると、新しい売り込み方ができる」と話した。一例として住宅の広告の写真にARを導入した場合、家の内部を360度撮影した映像があれば、写真にスマートフォンをかざすと家の内部を3次元的に見ることができる。

  総合広告社グループの林修クリエイティブ・ディレクターは「スターティアラボのサーバーとシステムへのアクセス権を契約した。印刷と動画を組み合わせれば、見る人に大きな臨場感を与える。映像は短いので、スマートフォンでも撮影でき、それほどの手間はかからない」と話した。

  当初は既存のスポンサーを対象に、試行期間は無料で提供する。問い合わせは同社(電話626―3370)。


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