盛岡タイムス Web News 2014年  2月  27日 (木)

       

■  迅速と挑戦の町政運営 矢巾町議会開会 川村町長が所信表明

 

     
  施政方針を述べる川村町長  
 
施政方針を述べる川村町長
 

 矢巾町議会3月定例会は26日招集され、本会議が開かれた。川村光朗町長が2014年度の施政方針について演述し、町民憲章に掲げる「和といたわりと希望の町」の実現を目標に、「スピード・アンド・チャレンジ」をキャッチフレーズとして提示。「厳しい財政状況にあることを常に念頭に置きつつ、町民の皆さまが幸せを感じられるよう、こん身の力を傾注する」と町政執行への姿勢を示した。会期は3月20日までの23日間。

  川村町長は冒頭、昨年8月9日の集中豪雨災害の復旧状況に触れ、今後の指針について「山林の復旧は今後の災害予防にも留意しつつ、関係機関と連携を図りながら早期の復旧復興に努める。煙山ダムでは今後の大雨災害への備えを万全にするため、国や県の指導支援を得ながら、必要な対策を講じる。国民保養センターは12月の営業再開を目指して施設復旧に努め、町民の憩いの場として親しまれる施設運営に取り組む」とした。

  業務執行においては、慎重かつ効率的な財政運営の重要性を強調。災害による想定外の財源措置、減少傾向にある地方交付税などを挙げながら「財政の健全化を第一に考え、事業執行では財政規律の堅持を心掛け、町民の皆さまに不安や不信感を与えないよう、健全経営に努める」と述べた。

  具体的事業では矢幅駅前地区土地区画整理事業、徳田橋の架け替え、矢巾SIC(スマートインターチェンジ)設置などについて説明。15年度完了予定の同区画整理事業は、中心市街地の交流拠点となる複合施設の実施設計、建設に着手することを示した。

  19年の岩手医大附属病院の開院予定に合わせ、徳田橋は早期完成のための要望活動の展開、矢巾SICは用地測量、用地取得を進めていくとした。

  川村町長は「緊急性、重要性および費用対効果などを勘案した上で『選択と集中』を念頭に各事業を採択した。必要最小限の予算を配分し、創意と工夫で確実に事業を執行し、経費削減にも一層努めていく」と話した。

  同日は2014年度各会計当初予算案を含む議案21件が提出された。一般質問は7、10日に行われる。



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