盛岡タイムス Web News 2014年  3月  21日 (金)

       

■ 青山駅に本社移転 IGRが来年6月 南口を新設して入居


 IGRいわて銀河鉄道(菊池正佳社長)は盛岡市上田1丁目地内の本社屋を移転し、移転先として同市青山2丁目の青山駅南口を新たに整備する。面積約980平方bに延べ床約900平方bの3階建ての建物を整備。新年度から設計などに着手。9月にも工事に入り、来年6月の供用開始を目指す。20日に同市内で開かれた取締役会で了承された。

  場所はIGR線に隣接する東北新幹線高架の南西部。森永乳業と県道盛岡滝沢線をはさんで東に位置。南北に長い配置でJR東日本から有償譲渡を受けた。取得額は非公表。 1階は青山駅の新駅舎のほか店舗、2階と3階が社屋となる。周辺施設として駐輪場約100台、駐車場も5台程度確保する考え。

  現在の同駅は、待合室に8人程度の収容力しかなく、駅南口を新設することで収容能力を向上させる。建物には銀河鉄道観光・不動産の窓口、飲食店、物販店を入居させる予定。

  上田地内の建物は借用しており、移転後に貸し主へ返還される。同社は今後4月にボーリング調査を実施、6、7月に詳細設計し、8月には施工業者を選定する。9月着工、来年春から夏にかけて竣工(しゅんこう)、引っ越し、供用開始を目指している。総事業費については業者選定前を理由に伏せた。

  現社屋はJR山田線上盛岡駅そばでIGR線から離れている。現在利用者が増加し、狭あいな施設で乗降者に不便をかけている。

  菊池社長は「司令室から遠くないところに社屋を設置する必要があり、時間・距離ともに近い方を検討してきた。駅南口を開設できるめどがついたことと、市中心部は金が高くなり、合築の方が安価に済む。今後拡大が期待される滝沢市中心部に近いなど地理上の利点を考慮した」などと経緯を説明した。

  同日の取締役会では2013年度決算見込みが報告され、14年度事業計画が了承された。13年度決算は昨年の台風18号や豪雪の影響で当初計画1億7800万円を下回る当期利益8100万円と見込まれる。それでも3期連続の黒字を達成した。



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