盛岡タイムス Web News 2014年  3月  22日 (土)

       

■ 消費税率アップ 駆け込み需要ピークに 生活防衛に走る消費者 増税後の反動も懸念

     
  パルクアベニューカワトクでは、化粧品の駆け込みが目立つ  
  パルクアベニューカワトクでは、化粧品の駆け込みが目立つ  

 消費増税開始までの最後の3連休初日の21日。盛岡市中心市街地の大型店や専門店などでは、駆け込み需要を取り込もうと、増税前最後の販売合戦を展開。紳士服や化粧品、トイレットペーパーなどへの需要が強く、月末までの動きに期待。ただ増税後反動減を懸念する声もあり、今後の消費動向は不透明だ。

  同市菜園のパルクアベニューカワトクでは、紳士服、化粧品などの駆け込み需要が旺盛。林雅之川徳紳士用品部部長代理は、「3月に入り上向きになり、今も衰えず売れている。増税前に手当てしようと高級スーツなどが出る。新社会人や進学する学生ら若い層に加え、これを機会に新着を購入する40、50代も目立つ。4月からの反動減も懸念されるが、まずは月末まで頑張る」と気合い十分。

  化粧品は、さらに活発な動き。小野寺真貴子川徳服飾用品課課長は、「2月中旬から駆け込みの動きが目立った。美容液や化粧水などが売れる。当館で一番。何度も足を運び、計画的に買われる客もいれば、1回に30万円、50万円分まとめて買う客も。まだ続く。どのブランドの化粧品も、値引きをしないし、使用期間が2年ほどの商品もある」と言う。

  大通のベルプラスワンでは、飲料、調味料、紙商品などの駆け込み需要が発生。立花慎二同店長は、「今月中旬から動き出した。1人で水や茶のペットボトルを数本買う客が増えた。増税に加え原料高で値上げも懸念される調味料もたくさん売れている。ソース、マヨネーズ、ケチャップなどが売れており、在庫の補充で忙しい。トイレットペーパー、ティッシュなども1人で数個買う人が増加している。まずは、ラスト10日に全力投球」と在庫の確認をしていた。

  菜園のららいわて盛岡店では30日まで、岩谷堂箪笥の特売セール。吉田牧子店長は、「30日までに購入すれば、4月1日以降の配送でも、5%の消費税。30万、40万のたんす、本棚などが売れている。今回は、若い年代の家族も買う。増税前に、価値ある商品を買う様子」と言う。

     
   
  平金パステル館では、レジに並ぶ客が絶えない  

  肴町商店街では、21日から3日間、ワゴンセールを実施。イズミヤの大信田勝晴社長は、「ここ数日になり、駆け込みが増加した。時期が終わったのに、毛糸を束で買う人が増えた。値段の高い商品も出ている。若い主婦層の来店も目立つ。生活防衛の動きではないか。4月の反動減はどのくらいか、予想できないが」と複雑な心境をのぞかせた。

  平金商店パステル館では21日、午前中から活況。小泉道子店長は、「最近、特に忙しくなった。消費増税を意識してか若い層がいす、テーブルを買う。文具類を購入する年配の人も目立つ。」とレジ対応していた。

  同市加賀野の加藤剛さん(65)は、「高校に進学する孫に、万年筆を買った。消費税前に買いたかった。消費税増税後は節約」と話していた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします