盛岡タイムス Web News 2014年  3月  25日 (火)

       

■  ILC、国体へ本腰 盛岡商議所 5施策で新年度事業計画


 盛岡商工会議所2013年度通常議員総会は24日、盛岡市清水町の同会議所で開かれ、議員97人が出席、ILC(国際リニアコライダー)実現に向けた取り組み、復興支援、会員増強などを盛り込んだ14年度事業計画案など承認した。

  冒頭あいさつで、谷村邦久会頭は新年度に取り組む五つの重点施策を挙げた。ILCに関しては、「当所各委員会が、それぞれのテーマで調査・研究を開始した。9月末までに意見・提言としてまとめる。組織一丸となり、実現に向け取り組みたい」とした。

  復興支援に関しては、「県産業復興相談センターを設置し、2年半ほどが経過した。債権買取件数は94件に達した。さらに、きめ細かい支援を行い、早期に復興が可能なよう対応したい」と話した。

  谷村会頭は「2年後に迫った希望郷いわて国体へは、経済界としてさらなる支援をする。中心市街地活性化対策は、ソフト面に力を入れる。会員増強を図り、地域経済の活力あるけん引役を担いたい」と新年度に向けた抱負を述べた。

  事業計画は、県内九つの商工会議所の先導役として、五つの施策を軸に展開。復興支援では▽二重債務問題への対応▽被災企業の販路拡大支援▽山形市での東北6魂祭への参加―など。「中小企業へのきめ細かい支援」は▽小規模企業の経営支援▽いわて企業支援ネットワーク会議への参画▽消費税対策事業▽中小企業の情報発信支援▽金融環境の変化への対応―など。

  「地域経済活性化への貢献」は、▽ILCの実現▽いわて国体開催に向けた支援▽スポーツ振興▽商店街魅力再発見▽地元食材活用推進事業▽工業団地への支援▽大学建築学科創設に向けた取り組み―など。

  「観光振興とまちづくり貢献」は▽盛岡さんさ踊り支援▽盛岡花火の祭典支援▽盛岡もの識(し)り検定試験▽国際交流とインバウンドの促進―など。「雇用の安定と創出」は▽労働人口減少への対応▽少子、高齢化への取り組み▽創業塾・経営革新支援による雇用機会の創出▽キャリア取得の促進と支援―など。「会議所運営の活性化」は▽会員サービス事業の拡充▽会員交流事業の推進▽会員増強運動の実施―など。


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