盛岡タイムス Web News 2014年  3月  29日 (土)

       

■ 〈おらがまちかど〉7 相原礼以奈 盛岡市 住吉町内 健康と交流を見守る 住吉神社に体操神社 毎朝集いイチ、ニ、サン


     
  体操神社(左)前での体操。お供え物を持参する住民もいる  
  体操神社(左)前での体操。お供え物を持参する住民もいる
 

 盛岡市住吉町にある住吉神社(瀬川一郎宮司)の境内に「体操神社」の名を掲げた小さなほこらがある。ヒノキで作られた観音開きの扉を開けると、中には木製のお札が安置されている。同町住民の健康と交流を見守る体操神社。住吉神社と地域住民の協力関係が、地域の活気を支えている。

  住吉自治会(山本正博会長)は昨年春、住吉神社で毎日ラジオ体操を行うことを企画した。体操は6月1日、ラジオ放送と同じ午前6時半から始まった。夏には子どもたちも加わり、継続100日目には、ささやかな記念行事で祝った。同町の自治会と老人クラブ、子供会が合同で住吉神社の落ち葉掃きをしていたこともあり、11月には瀬川宮司の父親の営む瀬川板金(盛岡市山王)がラジオ用のほこらを建設。町内の書道家・南奎雲さんが「体操神社」の字を看板とお札に揮毫(きごう)した。

  体操は毎朝6時半から、ラジオを置いたほこらを囲んで行う。年末年始に1週間休んだ他は、一度も休まず続けられている。企画を進めた自治会女性部の今井冴子部長(77)は「早起きも、習慣になると6時にきっちり起きるようになる。毎日10人くらいは必ず集まり、日の長さ、季節の移り替わりを感じながら続けている」と話す。

  祖母と一緒に参加している城南小3年の加藤叶愛さん(9)は「健康でいられてうれしい。おばあちゃんもラジオ体操をするのが楽しいと言っている」と笑顔。

  山本会長(80)は「住吉町だけでなく、(周辺の)神明町や山王からの参加者もある。夏も冬も、毎日継続しているのは画期的なこと。住吉神社といい関係を保ち、地域のまとまりも強まっている」と話している。
(相原礼以奈) 


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