盛岡タイムス Web News 2014年  5月  10日 (土)

       

■ 国道4号盛岡北道路 15年度に供用 松並木残した上下分離区間も 茨島以北分レまで 年度内に新設部完成へ


     
   国道4号盛岡北道路整備区間の盛岡市と滝沢市境(巣子側から南方面を撮影。右奥が岩手牧場、左奥が森林総合研究所の各敷地)  
   国道4号盛岡北道路整備区間の盛岡市と滝沢市境(巣子側から南方面を撮影。右奥が岩手牧場、左奥が森林総合研究所の各敷地)
 

 盛岡市厨川3丁目茨島こ線橋以北から滝沢市巣子の分レまでの国道4号盛岡北道路は2015年度の供用が予定されている。延長3・6`が4車線化される。国土交通省岩手河川国道事務所によると、松並木を極力伐採しない上下線分離区間を設けるなどして、14年度内に西側の下り2車線分を新設。15年度は現道2車線の舗装整備や勾配調整を図る。今後の進ちょく状況に応じて15年度の詳細な供用時期が判明する見込み。

  上下線分離(セパレート)区間は岩手牧場用地を買収し、延長3・6`のうち茨島側と分レ側に整備される。現道2車線が上り、松並木を挟んで新設中の西側2車線が下りとなる。松並木は約4400本あり、うち伐採数を約650本、総数の14%にとどめた。当初計画よりも伐採数が大幅に減少するよう整備されている。

  幅員は上下ともに12・5b。うち車線が7b、歩行者用に3・75bを確保した。

  森林総合研究所入り口付近より北からユニバース巣子店前交差点付近は市街地部としてセパレートしない構造。4車線分で幅員28・5b。うち車線、歩行者用はセパレートと同じ。交差点部は下り線に右折レーンとして3bが設けられる。

  整備の進ちょく状況は、事業費ベースで3月末現在55%。用地交渉に関しては4月に残る2軒と交渉が成立し、契約調印にこぎ着けたため100%に達した。

  現在下り新設部分で牧場だった用地の土の入れ替えなどが行われている。今後舗装工事を発注し、14年度内の下りの新設整備完了を目指す。15年度には新設部分が先行して供用し、車両通行などをさせ、現道部分の改良に着手する。完了すれば4車線の供用が開始される。

  森林総合研究所に近い巣子橋は4車線化に対応した橋として架け替えも行われる。

  盛岡北道路は24時間交通量が約3万台あり、四十四田方面と合流する茨島以南では約3万4400台に上る。平日の朝夕や休日も1`を超える渋滞が巣子地区で慢性的に発生している。

  4車線化されれば交通混雑の解消だけでなく、高速道路が通行止めされた場合の代替機能の強化にも寄与する。患者搬送の時間短縮も図られ、救急医療の支援にもつながると期待される。

  整備を担当する同事務所の外崎高広工務第二課長は「沿道の皆さんの協力を得ながら、これからの工事を進めていきたい」と話している。
 


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