盛岡タイムス Web News 2014年  5月  21日 (水)

       

■  盛岡に初の風力 17年度稼働へエコ・パワー 風車10基で2万kw発電 玉山区日戸で計画 姫神ウィンドパーク


     
  玉山区日戸地内から姫神ウィンドパークの予定地を望む  
  玉山区日戸地内から姫神ウィンドパークの予定地を望む
 

 盛岡市玉山区日戸に、風力発電所「姫神ウィンドパーク」が計画されている。東京都品川区のエコ・パワー(周布兼定社長)が2017年の稼働に向けて、着工への手続きを進めている。約2万`hを発電し、東北電力に売電する計画。同社は葛巻町で風力発電所を稼働しており、姫神ウィンドパークは県内2番目。盛岡市では初の風力発電所となる。

  エコ・パワーは国内初の風力発電専門企業として、全国で29カ所の風力発電所を展開し、クリーンエネルギーの開発を先導している。本県では1999年に葛巻町に袖山高原風力発電所を稼働している。

  姫神ウィンドパークは羽根の直径約70b、支柱の高さ約65b、2千`h級の風車を10基建設する計画で、付帯設備を含めると岩手町川口地内までが事業実施区域。同社は国に、「風力発電事業に係わる環境影響評価実施要綱」に基づく準備書を提出しており、国と自治体の意見を勘案し、環境アセスメントの評価書を準備している。

  風力発電は多くは無人で運転し、コンピューターにより自動制御されている。3枚羽根のローターに風を受けて回転する。そのエネルギーを主軸に伝達して増速機で高速回転して発電機を動かし、発生した電気を変圧器により高電圧にして電力会社の送電線に送る。

  姫神ウィンドパークについては今後の手続きを経て、17年4月の稼働に向け、具体的な工事計画を立てる。エコ・パワー本社では「発電するのに適した風がある土地で、玉山村のころから行政にもお世話になり、調査を進めてきた。電力の固定価格買取制度による国策に合わせて、発電事業を進めていきたい」と話している。
 


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