盛岡タイムス Web News 2014年  6月  5日 (木)

       

■  いわて国体 指導者を初めて指定 責任者、監督ら356人に 強化委 継続性引き出し強化へ 実行委は14年度事業・予算決定


     
  達増委員長から指定書を受け取る陸上競技強化責任者の清水教授  
  達増委員長から指定書を受け取る陸上競技強化責任者の清水教授
 

 2016年に本県で開催される第71回国体(希望郷いわて国体)と第16回全国障害者スポーツ大会(希望郷いわて大会)へ向けた競技力向上などを目的に、同国体強化委員会(委員長・達増知事)は4日、指導者に対し指定書を交付した。指定を受けたのは、強化責任者39人、監督112人、コーチ205人の計356人。指定された指導者は原則として16年の国体・大会まで継続的に選手強化に携わる。

  4日にアイーナで開かれた交付式では、陸上競技の強化責任者である清水茂幸岩手大教授に、達増委員長から指定書が贈られた。国体に向け指導者を指定するのは初めて。指定により継続的な指導による選手強化が図れるともに、指導活動に対し職場などの理解が得られやすくなることが期待される。

  指定された指導者を代表し、盛岡農高の平間茂英教諭(スケート競技強化責任者兼スピード成年種別監督)と水沢高の吉田新一教諭(ウエートリフティング競技監督)が決意を表明。平間教諭は「私たちの目指すべきものは選手、関係者、そして県民の皆さんと頂を見ること。大会成功へのわれわれの挑戦は、震災から立ち上がる本県の現在の姿そのものであり、未来の本県にとって大きなレガシー(遺産)となると確信し、不退転の決意を持って臨むことを誓う」と力強く宣言した。

  達増委員長はあいさつで「希望郷いわて国体は、東日本大震災津波からの復興に向け、県民が全力で取り組んでいる中の大会。復興の姿を全国にアピールするためにも、本県選手の活躍に対する県民の期待は高まっている。選手が本県代表として活躍する姿は、古里岩手への誇りと一体感を生み出し、復興促進にも寄与する」と語り、本県スポーツのさらなる発展を期待した。

  同日は新規の県強化指定クラブ、県スポーツ特別強化指定校にも指定書が交付された。新規強化クラブ7クラブを代表し岩手クライミングクラブ(山岳競技)の長谷川健太さんに達増委員長から、新規強化指定校4校を代表し盛岡一高(陸上競技)の藤井雅史教諭に高橋嘉行県教育長からそれぞれ指定書が交付された。

  新規強化指定選手401人も公表された。特別強化選手Aには陸上競技成年男子の高橋英輝選手(岩手大、競歩)やスケート成年女子の曽我こなみ選手(ホテル東日本、スピード)ら26人が新たに指定された。特別強化選手Bは10人、強化選手は365人が指定された。これにより、以前から指定されていた選手を含め特別強化選手A54人、特別強化選手B26人、強化選手1046人の合計1126人が強化選手として指定される。


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