盛岡タイムス Web News 2014年  6月  12日 (木)

       

■  〈風の筆〉54 沢村澄子 「再びミドル・アカデミー」 


 盛岡市中央公民館で今年も「もりおかミドル・アカデミー」が開講される。7月から10月までの期間、月2回の実施で計8回。

  サブタイトルに「明日からの豊かな人生のために」とあるように、そろそろセカンド・ライフの過ごし方が気になり始める世代の方々に、新しい楽しみを見つけていただく契機となることが開講の願い。受講対象は46〜64歳20人。

  8回の講座の内容資料からキーワードをピックアップしてみると、お祭り、カフェ、映画、音楽、好奇心、文学、演劇、街、文化―とあり講師は毎回変わる。

  最終回を担当するわたしの内容欄は「度胸とコミュニケーションで現代美術を」となっていて、これらいずれかに興味がおありの方はもとより、え〜、そんなものには全然興味ないわ〜とおっしゃる方こそ、どうぞ中央公民館へ。明日に新しい局面が開かれるかもしれません。そして、さらに豊かな人生をええいッ!と満喫しようではありませんか。

  わたしの回には一応アートにまつわることをお話しすることになっているのですが、人生がアートですから。全ての人にとって。芸術をなりわいにしている人間だけではなくて、誰しもにとって、「生きる」ってことが一番鮮烈なアートですから。

  会社勤めのあれこれ、長い育児期間のあれこれ、などの中で、実は気付いてなかったかもしれないそのアート性、などにも話が及べばいいなと思っています。

  リラックスして楽しく、聞いたり、尋ねたり、情報交換しながら、講師も受講者も互いに学ぶ講座でありましょう。これまで仕事などが優先され、後回しにされてきた「ゆとり」や「趣味」に関わる文化的な話題が交換されます。

  申し込みは6月17日火曜日の締め切り。詳しくは中央公民館ホームページやチラシなどで。電話での問い合わせは654−5366。

  こういう単発の講座に参加させていただくたびに思うことは、一期一会の面白さです。この世の数えようもないような大人数の中から、ひょん、と偶然そこに集まって来て一緒になった人々と、あーだ、こーだ、あーでもない、これでもいいか、などと言い合いながら、同じ時を共有するのは夢のように楽しい。会うはずのない人と(同じ学区、同じ職場というわけではないのですから)、実は、出会うべくして出会うのでしょうか。

  そして、出会うのは人ばかりではありません、そこでまた、予期せぬいろんな発見があったなら、いよいよ楽しくうれしいことです。 

  長い人生ですもの。楽しくいきましょう!
     (盛岡市、書家)


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