盛岡タイムス Web News 2014年  6月  17日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉18 相原礼以奈 盛岡市 第3都南NT町内 花の絵ご近所におすそ分け 阿部俊明さん 自宅の庭先で一日作品展


     
  自宅の庭先で作品展を開いた阿部さん  
  自宅の庭先で作品展を開いた阿部さん
 

 盛岡市西見前、第3都南ニュータウン(NT)に住む阿部俊明さん(69)は1日、自宅の庭先で作品展を開いた。絵に描いた花々や野菜をそれぞれ輪郭に沿って切り、それらを画用紙に重ねて貼った「重ね絵」の作品を10点以上展示。「町内の方に見てほしい」と案内状も用意した。訪れた人々は、晴天に映える色とりどりの花の絵に目を細めていた。

  阿部さんは元教員。昨年アイーナで県内の風景画をテーマとした個展を開くなど、精力的に創作活動を続けている。今回は庭のスペースを有効利用したいと考え、「ピクチャーギャラリーオブフラワーウィズマイガーデン(=庭先での花の絵展)」と称した屋外作品展を思い付いたという。

  「重ね絵」は阿部さんが考えた技法。切った絵を重ねることで独特の立体感が生まれる。いくつもの種類の花々を集めた花束のような作品は、特に見る人の目を集めた。イーゼルを立てて飾ったほか、額を木につるすなどの工夫も。阿部さんは「描きためていたものを自然の中にディスプレー(配置)した。屋内での個展と違い、花も喜んでいると思う」と語った。近所から訪れた50代の女性は「天気も良くて心が和む。外に展示することはなかなかなく、作品も珍しいと思う。気取らず、気軽に来て見られるのはいい」と笑顔で話した。

  町内の高齢者の集会で自作のポストカードを配り、子ども会の作品作りも手伝っている阿部さん。「皆さんには見て喜んでもらい、作ってみたいと思ってほしい。希望があれば、今後も開いていきたい」と話している。
   (相原礼以奈) 


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