盛岡タイムス Web News 2014年  6月  23日 (月)

       

■  グルージャ連敗脱出 J3第17節 U−22に3対1で5位浮上


     
  相手キーパーをかわし先制点を決めるグルージャの松田賢太  
  相手キーパーをかわし先制点を決めるグルージャの松田賢太
 

 明治安田生命J3リーグは21、22日、第17節5試合が行われた。グルージャ盛岡は22日、盛岡南公園球技場でJリーグアンダー22選抜と対戦。攻守の切り替えの速い接戦は、持ち味の堅守速攻を発揮した盛岡が3−1で勝利した。盛岡の連敗は2でストップ。通算成績は7勝7敗3分の勝ち点24。順位も5位に浮上した。(佐々木貴大)

  試合は序盤から動く。前半10分、盛岡は高い位置でボールを奪うと、松田賢太が中央を突破。最後はキーパーもかわし先制点を決めた。松田はこれがJ3初ゴール。その後はしっかりと守備を固め、Jリーグアンダー22選抜の攻撃を跳ね返す。

  後半に入り、またも盛岡が先手を取る。後半17分に右サイドから吉岡航平のフリーキックを土井良太が頭で決め、追加点を奪う。

  Jリーグアンダー22選抜は、先発のボランチ谷村憲一(モンテディオ山形)=盛岡商出身=が存在感を発揮。同37分に谷村が攻撃の起点となり、最後は平秀斗(サガン鳥栖)が1点差に詰め寄るシュートを決める。しかし反撃もここまで。逆に盛岡は後半ロスタイムに途中出場の藤嶋洸がダメ押しのゴールを決め、突き放した。

  鳴尾直軌監督は「どうしても勝ち点3が欲しかった。序盤に前からプレスをかけ、早い段階で得点を奪い、引いて守るというプラン通り」と総括した。

  松田は「(先制点について)入ってよかった。今まではチームが勝てば自分の得点はいらないと思っていたが、そろそろ見たいとサポーターの方にも言われていた。これからも厳しい試合は続くが、もっと上を目指し応援してもらえるよう頑張りたい」と話した。藤嶋も「途中出場で時間が少ない中だったので、ワンチャンスに掛けた。(松田)賢太さんのプレーが刺激になった。得点はうれしい。何とか次につなげたい」と語った。

  谷村は2013年のプロ入り後、初の盛岡での試合。「チームとしては負けてしまったが、地元でプレーできてよかった。声援が温かかった。岩手はまだ復興しきっていない部分もあるので、勇気を与えるプレーをしたい。今後は所属する山形で試合に出る機会を増やせれば」と話した。

  高畠勉監督も「谷村は地元での試合ということで、90分しっかり気を吐いてくれた。本来持っている力を発揮し、攻守にわたって存在感を出していた」と評価していた。

  17節残り1試合のYSCC横浜対福島ユナイテッド戦は25日に行われる。

  リーグは今節後、約1か月の中断期間に入る。再開は7月19、20日。盛岡は同20日に藤枝総合運動公園サッカー場で藤枝MYFCと対戦。ホーム戦は同27日、午後3時から盛岡南公園球技場でYSCC横浜と対戦する。


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