盛岡タイムス Web News 2014年  6月  26日 (木)

       

■  子どもたちに親水の場 太田っ子遊水完成 鹿妻穴堰改良区内に


     
  完成した太田っ子遊水で水遊びを楽しむ太田小と太田幼稚園の子どもたち  
  完成した太田っ子遊水で水遊びを楽しむ太田小と太田幼稚園の子どもたち
 

 盛岡広域振興局農政部農村整備室は改修を進めている鹿妻新堰用水路の一環として、盛岡市上太田地内に親水水路を整備した。市立太田小学校(菊池明校長、児童91人)の南側に位置する同水路は、同校児童による公募で「太田っ子遊水」と命名された。同校主催のお披露目会が25日、現地で行われ、子どもたちの親水の場となる新たな施設の完成を祝った。

  お披露目会には、同校児童や隣接する太田幼稚園(佐々木恵理子園長、園児52人)の園児、同振興局、同用水路を管理する鹿妻穴堰土地改良区(高橋隆理事長)の関係者ら約110人が出席。草刈りや清掃など今後の保守管理を行うアドプト協定を、同土地改良区と同校、同幼稚園、同校PTAが締結した。

  太田っ子遊水は、鹿妻新堰用水路から水を分水した同改良区管内では初めての大規模な親水施設。近くの小学校や幼稚園の子どもたちが水に親しめるように、足首ほどまでの水深で、水辺へアクセスしやすいように段差の少ない階段が広範囲に整備されている。護岸ブロックには、魚巣と呼ばれる魚の隠れ場所があるほか、周囲には植物も植裁され、動植物に触れられる場ともなる。

  高橋理事長は「水は米、野菜、生き物を作る源。水に親しむことによって、水の楽しさ、怖さを知ってほしい。この公園で楽しく遊び、多くの友達をつくってほしい。多分、魚も泳ぎ始める。植物、生き物の大切さを知ることが、やがて太田の地域を守る皆さんの礎になる」と施設の活用を願った。

  児童を代表して山本颯馬児童会長(6年)が「今年は太田小学校の創立140周年の年。この年に合わせたように、水と触れ合える、すてきなところを作っていただきありがとうございます。田んぼがいっぱいの太田ですが、水と触れ合う機会はあまりなかった。この太田っ子遊水ができてとてもうれしい。これからルールを守って安全に使っていきたい」と感謝した。

  お披露目会に続いて、同校と同幼稚園の子どもたちが早速、水遊びをした。子どもたちは、歓声を上げ水に入ると水面下に敷かれた石の感触を足に感じながら、水遊びの楽しさを満喫していた。

  「太田っ子遊水」の名称を考えた舘澤慧人君(5年)は「太田の子が遊びに来ると思い名前を付けた。橋のトンネルをくぐるところが涼しくて気持ちよかった。これからも友達と水掛けっこをしたり、体全体をぬらして遊びたい」と話した。


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