盛岡タイムス Web News 2014年  7月  1日 (火)

       

■  中小企業の経営改善に 産業振興センター内 県よろず支援拠点開設 売り上げ増や再生 診断士らが相談対応


     
   岩手県よろず支援拠点の看板掲出する熊田淳いわて産業振興センター長(左)と山村勉県商工労働観光部経営支援課総括課長  
   岩手県よろず支援拠点の看板掲出する熊田淳いわて産業振興センター長(左)と山村勉県商工労働観光部経営支援課総括課長
 

 県内の中小・零細企業支援のための岩手県よろず支援拠点が6月30日、盛岡市北飯岡のいわて産業振興センター内に開設された。経済産業省の小規模事業者支援事業の一環。この拠点で、経営の専門家らが経営改善全般にわたる経営上の「よろず相談」に応じる。東北では福島県、山形県に続く3番目という。

  同日の開設式では、熊田淳同センター長があいさつ。「ワンストップサービスの拠点。販路や売り上げ拡大など具体的な成果を上げることを目指す。当センターのこれまでの支援とも一体になり、対応したい。既に初日で9件の相談予約があった。まずは900件の相談件数が目標」と話した。引き続き熊田センター長、山村勉県商工労働観光部経営支援課総括課長の2人が看板を掲出した。

  岩手県よろず支援拠点では、中小企業診断士、会社経営者ら5人がコーディネーターとして相談に応じる。単独機関で十分解決できない経営相談に対しては、課題を分析し一定の解決策を提示するとともに、フォローアップを継続的に実施する。複合的な課題の場合は、適切なチーム編成を通じた支援を実施する。

  中小企業診断士の伊藤朗コーディネーターは「当支援拠点の柱の一つは、売り上げのアップ。マーケティングの専門家や販路拡大につなげる専門家もいる。もう一つは再生支援。再生計画などの支援を行い、頑張れる地場の中小・零細企業などの再生も行う」という。

  相談業務は、基本的には平日の午前9時から午後5時まで。伊藤コーディネーターは「相談者がどうしても土日を希望する場合は調整したい。沿岸部から相談がある場合は、沿岸部での相談日を決めるなども検討したい。岩手らしい拠点にしたい」と話している。

  5人は同日、盛岡市内の起業家ら9件の相談に応じていた。


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