盛岡タイムス Web News 2014年  7月  9日 (水)

       

■  池のほとりに夢上映 20日カムオンで 市民が6本製作、公開 たかまつ手づくり映画祭


     
  高松の池で映画祭の準備にあたる小田中さん  
  高松の池で映画祭の準備にあたる小田中さん
 

 盛岡市の高松の池を舞台にした「第1回たかまつ手づくり映画祭」が、20日午後4時から同市高松1丁目のカフェカムオンで開かれる。盛岡市と花巻市在住の7人がビデオで短編6本を上映する。実行委員長の盛岡市の小田中卓也さん(48)は学生時代、8_で映画を撮っていた。会場のカムオンの常連に作品を見せたところ、映画祭の機運が盛り上がり、7人の監督が名乗りを上げた。小田中さんは、「映画の街と言われる盛岡には作り手がもっとほしい」と話し、映像で地域に文化の灯をともす。

  小田中さんは仙台市で学生時代を送り、趣味で8_映画を撮っていた。1988年の「ぴあフィルムコンテスト」に入選し、審査委員長の大島渚監督に評価されたことがある。卒業後はアニメなど映像制作の仕事を選んだが、帰郷して紫波町の職場に勤めた。

  「大島監督が亡くなったとき、映画のことを思い出した。昨年、高松で日本酒の会を企画したとき昔の8_を上映したら面白がり、みんなに自分も映画を作りたいと言われた。高松の商店街の振興にもつながれば」と話し、意気投合した。

  上映作品は小田中さんの「ハローワールド」、盛岡市のさんりくさんの「さんぽ」、藤村洋さんの「たかまつの女神をさがして」、村上洋樹さん・桜ひろこさんの「ハート・ブルームスタウンタカマツ」、尹徳昌さんの「壱、弐、参」、花巻市の村井資さんの「F1タカマツグランプリ」。3分から15分程度の小品で、池のほとりを散歩する犬や、商店街の名物探訪、ラブストーリーなど、それぞれのアイデアで監督した。

  小田中さんは「同じ高松の池を舞台にしてもアプローチの仕方が異なって面白い。春から2カ月かけて撮っているが、みんな昼は勤めているので朝早く撮影したり、お互いの作品に出演し合った」と話し、池を囲んで7人がメガホンをとった。

  小田中さんは「今はビデオで簡単に編集できるので、映画を作る人がもっと増えてほしい。自主映画やインディペンデント映画というより、手づくり映画祭という感覚でやりたい。もっと作品が集まったら映画祭を続けてやりたい」と張り切っている。

  映画祭はプロジェクターで上映。前売券500円、当日600円、問い合わせはカフェカムオン(電話019−663−7270)まで。


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