盛岡タイムス Web News 2014年  8月  1日 (金)

       

■  8・9災害復興を最優先 雫石町長選 猿子氏(町議会議長)が表明 10月選挙戦が確実に

 

     
  雫石町長選への出馬を正式に表明した猿子恵久氏  
  雫石町長選への出馬を正式に表明した猿子恵久氏
 

 雫石町議会議長の猿子恵久(しげひさ)氏(57)は31日、同町長山の八区コミュニティ消防センターで記者会見を開き、任期満了に伴う10月14日告示、19日投開票の同町長選に無所属で出馬することを正式表明した。猿子氏は「我々の世代が若い方々へ道筋を開いていかなければならない」と決意を語った。同町長選をめぐっては、すでに現職の深谷政光氏(70)が出馬を表明しており、選挙戦が確実になった。

  猿子氏は「いろいろな方から出馬の打診があった。先輩諸氏のご意見を聞き、出馬する意向を決めた」と経緯を説明。自身の思いとしては「国や県の社会情勢の中で、特にも産業構造、農業、観光、商工業は非常に変革がなされている時代。若い方々へ我々の世代がいいような形でこの社会構造についていけるような道筋を開いていかなければならない思いで立候補する決意となった」と述べた。

  公約は「昨年8月9日の未だかつてない大水害の復旧復興をいち早く完全に成し遂げることが一番」とした上で、五つの政策提言▽産業構造の再生▽定住促進▽教育環境の充実▽広域8市町の連携強化▽町の行政改革―を挙げた。

  現在の町政については「前に進んでいない形はあろうかと思う」と受け止める。「ただ、災害があった。災害は一つの教訓になると思うが、それと同時に一歩でも産業構造の再生を前に進めないと必ず遅れてくる。町であっても、県、国に相当足を運んで、一歩ずつ前に進むのが大事」などと話した。

  当初7月中旬にも出馬表明の予定だったが、「後援会の支部で一緒にやっていこうという方々が最近になって決まったのできょうになった」と説明。選挙態勢は、地元3地区から成る後援会(長沢勉会長)を継続しながら、雫石、御所、御明神、西山の全町4支部の後援会を再構築する。近く、全町の後援会の会議を開き、役員らを決める考え。

  議員辞職の時期については「同志の議員、議会の状況を見て判断したい。自動失職にはならない。けじめはけじめ。町議補選にはなろうかと思う」と話した。

  猿子氏は雫石町出身。盛岡農業高卒業。町農業委員を経て、2003年4月に町議会議員に初当選。現在3期目。産業建設常任委員長などを経て、11年8月から議長を務めている。

  雫石町の7月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万4924人(男7097人、女7827人)。


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