盛岡タイムス Web News 2014年  8月  2日 (土)

       

■ 世界一響かす夏の音 盛岡さんさ踊り幕開け 4日まで

 

     
  初日から熱気に包まれた盛岡さんさ踊り  
  初日から熱気に包まれた盛岡さんさ踊り
 

 東北の夏祭りの先陣を切り、第37回盛岡さんさ踊り(同実行委員会の主催、会長・谷藤裕明盛岡市長)が1日、開幕した。4日までの祭り期間中、パレードには256団体、約3万4500人が参加。太鼓、笛の音に合わせ、大群舞を繰り広げる。6月には3437人による、さんさ太鼓演奏が、和太鼓同時演奏の世界記録としてギネス認定された。名実ともに「世界一の太鼓パレード」を県内外に発信する。

  1日は、不安定な空模様で雷雨も心配されたが、パレードの出発時刻には晴れ、参加者も一安心。メーン会場の盛岡市中央通では午後6時、ミスさんさ、さんさ太鼓連らを先導にパレードが始まり、「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声と勇壮な太鼓の音が真夏の夜空に響き渡った。

  カラフルな浴衣姿の踊り手たちは、全身を躍動させ、エネルギーを発散。沿道は県内外からの大勢の見物客であふれ、熱気がみなぎった。埼玉県さいたま市の染谷聡子さん(34)は娘の茜ちゃん(5)と一緒に初めて観賞。「小さな子どもたちも一生懸命踊っていてすごい」と楽しんでいた。

  「来て、観て、魅せられ、加わるさんさ」をキャッチフレーズに、初心者が踊りを習える「加わるさんさ」や観光客らが飛び入りでパレードに参加できる「おへれんせ集団」も毎日、実施する。午後8時半からはパレード会場7カ所で「楽しむさんさ輪踊り」が繰り広げられ、観客も加わって盛り上がった。

  一方、盛岡市民文化ホール(マリオス)では、パレードを前に伝統さんさ踊り競演会が開催された。初日は伝統さんさの保存団体や2014台湾観光舞踊応援団など9団体が演技。地域で古くから伝承されてきた表情豊かな舞を披露した。

  2日目に、滝沢市さんさ踊り保存会の一員として演技するという同市の立身秋子さん(62)は「競演会に出るのは初めて。4年前からさんさ踊りを始めたが、すっかりはまってしまった。音やリズムを聞くとわくわくする」と声を弾ませた。

  JR盛岡駅前の滝の広場でも、ミスさんさ集団や伝統さんさ踊りの演技があり、観光客らを歓迎した。伝統さんさ踊り競演会とJR盛岡駅前での演技も祭り期間中の午後、毎日、行われる。



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