盛岡タイムス Web News 2014年  8月  7日 (木)

       

■  有線に“新鮮”吹き込む JAいわて中央 脚本吟味、情感込めて 中学生が初の放送劇体験


     
  有線放送劇体験で行われた収録  
 
有線放送劇体験で行われた収録
 
  JAいわて中央の有線放送センターは6日、管内の中学生が対象の有線放送劇体験教室を開いた。初めて開かれるもので、劇の体験を通して地元の歴史に触れながら、脚本の分析や収録にも挑戦。収録した放送劇は、今月中旬にも放送されるという。矢巾町の同センターで開催し、紫波町と矢巾町の中学生20人が参加。発声などの本格的な練習も交えながら、声だけで面白さを伝える放送劇の魅力を知った。

  放送劇の題材となったのは、紫波町有線放送劇団で定期的に行っている放送劇の脚本で、過去に放送した3作品を使用した。参加者は3班に分かれ、それぞれの脚本の登場人物の年齢や性格、作品の時代背景などを研究した。

  参加者は発声の仕方で、声の高低や強調、リズムを工夫して表現力を高める方法を学習。ほかにも腹式呼吸を使い、肩の力は抜いて姿勢よく立つなど、相手に思いを伝えるための話し方のこつを知った。

  収録前の練習で生徒は、脚本を最後まで通しながら、せりふの抑揚や話す速さなどを相談し合った。本番では練習と違い緊張した面持ちだったが、学んだことを振り返りながら、一生懸命にせりふを話していた。

  矢巾町立矢巾中の藤原世夢さん(1年)は「収録のとき、マイクの前に立つとすごく緊張したし、役になりきるのが難しかった。普通の劇だと顔の表情とかが分かるが、放送劇は声だけなので、感情が聞いている人に分かるように話した。ほかの学校の人とも関われて楽しかった」と初めての体験に胸を弾ませていた。

  紫波町立紫波一中の橋和貴君(1年)は「自分ではないキャラクターを演じるのがすごく楽しかった。見ているアニメのナレーターを参考に、場面に応じて声の高さを変える工夫をした」と話していた。



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