盛岡タイムス Web News 2014年  8月  12日 (火)

       

■  再選目指す現職と2新人 深谷氏(町長)、猿子氏(町議会議長)、加藤氏(町議)が表明 雫石町長選 告示まで2カ月


         
  加藤眞純氏 猿子恵久氏 深谷政光氏  
 
加藤眞純氏
猿子恵久氏
深谷政光氏
 
 

  任期満了に伴う雫石町長選は10月14日の告示まで残り2カ月に迫った。これまでに出馬を正式表明しているのは、現職の深谷政光氏(70)と雫石町議会議長の猿子恵久氏(57)。雫石町議の加藤眞純氏(64)も出馬の意向を示している。再選を目指す現職に新人2氏が挑む構図が固まりつつある。

  現職の深谷氏は、6月定例議会で出馬を表明。昨年8月の豪雨災害からの本復旧を最重要課題とした上で、町財政の健全化や2015年度に策定する第二次町総合計画後期基本計画の完成に意欲を示す。「町民党」を掲げ、無所属で出馬予定。

  基本構想の▽自然環境▽教育▽保健・医療・福祉▽産業振興▽防災・住環境―に加え、新構想に▽雫石、西山、御明神、御所の地域別計画の策定▽人口減少対策プロジェクト▽官学民連携プロジェクト―を訴える。

  事務所は同町長山松木に設け、8月31日に開く予定。選挙態勢は、地元の林崎地域後援会を取り込みながら、全町の後援会(上森合騎市会長)を再構築する。

  深谷氏は「行政や町全体、地域の仕組み、議会の在り方など、この4年間で多くの経験をさせていただいた。さらに積極果敢に、これまでの経験をまちづくりに生かしていきたい」と話す。

  猿子氏は7月末に記者会見を開き、無所属での出馬を正式に表明した。昨年8月の豪雨災害からの完全復旧をはじめ、産業構造の再生、行政改革などの政策を提言する。

  重点政策は▽農林業、観光業、商工業の連携で地域ぐるみの6次産業化▽環境保全や生活基盤、安全安心を強化し、定住促進▽感性豊かな逞しい人づくり▽心身を健やかに会話とふれあいと優しさに満ちた町▽資源を最大限活用する行政改革―の五つ。

  選挙態勢は地元後援会を継続しながら、全町の後援会(村上功会長)を構築する。盆明けにも後援会会議を開く。事務所などは未定。議員辞職の時期については「同志の議員、議会の状況を見て判断したい」とする。

  猿子氏は「社会情勢が変化する中で、産業構造の変革も進んでいる。若い方々へわれわれの世代がいいような形でこの社会構造についていけるような道筋を開いていかなければならない」と話す。

  加藤氏は9日、同町西安庭の自宅で後援会や地元支持者ら約20人に出馬の意向を伝えた。8月中にも記者会見を開き、正式に出馬を表明する。無所属で出馬の見込み。

  「食糧、エネルギーを地産地消で、環境も自分たちで守る」との理念のもと、農林業の再生、再生可能エネルギーの推進を掲げる。「利権や、しがらみによる利益誘導、談合政治のない公正な町政であるように何事も町民のためになるのかと自他に問い続けて活動していく」と決意を示す。

  町長選に向けた後援会の構築はせず、現在の後援会(上野晴夫会長代行)を中心に選挙に臨む。議員辞職の時期は未定。

  加藤氏は「このまま町政を停滞させるのか、元の町政に戻すのか、そのどちらも選択したくないという人たちの声の受け皿になる決心をした。非常に厳しい局面であるが、自然体で臨みたい」と話す。

  同町長選は10月14日告示、19日投開票。8月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万4854人(男7067人、女7787人)。


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