盛岡タイムス Web News 2014年  9月  13日 (土)

       

■ 滝沢市長選 柳村純一氏(元滝沢村長)が表明 財政など訴え11月選挙戦へ


     
   滝沢市長選への出馬を表明した元職の柳村純一氏  
   滝沢市長選への出馬を表明した元職の柳村純一氏
 

 元滝沢村長の柳村純一氏(63)は12日、滝沢市牧野林の後援会事務所で記者会見を開き、任期満了に伴う11月9日告示、16日投開票の滝沢市長選に無所属で出馬することを正式に表明した。純一氏は「何とか滝沢市を立て直せる最後のチャンス。これを逃したら、財政も役所の中も、どうしようもなくなる。滝沢に育てられた政治家なので、滝沢のためにもう一回、努力したい」と決意を語った。同市長選は3選を目指す現職柳村典秀氏(59)が出馬を表明しており、8年ぶりの選挙戦が確実な情勢となった。

  純一氏は「いまだに市になって良かったという話を聞いていない。住民の意思がどれだけ反映された結果なのかが不明確。財政規律を市民と共有し、あらゆる面で住民が納得のいく行政運営に努める必要がある」と述べた。

  重点施策は▽滝沢のエンジン(市役所)を作り直す▽危機的財政の健全化▽女性のキャリアアップ▽公務員志望の若者に行政実学講座「市役所大学」を開設▽民間の力を借りた市長のトップセールス▽子ども目線の学校経営ができる環境整備▽高齢者が安心して暮らせるコミュニティーの形成▽IPUイノベーションセンターを目玉にした地方創生▽広域連携―の9項目。

  組織にこだわらず、「勝手連」的な草の根活動で浸透を図る方針。市の「貯金」が底を突くことを見据え、身の丈に合った財政運営や、市職員や住民の能力を十分に引き出す行政経営を目指す。

  1日現在の選挙人名簿登録者数は4万3999人(男2万1412人、女2万2587人)。

  【柳村純一氏(やなぎむら・じゅんいち)】同市大崎出身。盛岡工業高卒。1979年から滝沢村議3期。94年の村長選で初当選し、2006年11月まで3期12年務めた。在任中は、新しい行政経営モデルの構築に力を入れ、自治体として初めて「日本経営品質賞」を受賞。07年に知事選に出馬し落選。09年9月から10年10月まで兵庫県香美町の副町長を務めた。
  柳村純一後援会事務所は滝沢市牧野林1011の7、電話687―3555。



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