盛岡タイムス Web News 2014年  9月  23日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉31 滝沢市 篠木地区内 健康意識しウオークラリー 岩手看護短大が協力 老若が地域の高さ再発見(菊地由加奈)


     
  住み慣れた篠木の風を感じながら、歩を進めるウオークラリー参加者  
  住み慣れた篠木の風を感じながら、歩を進めるウオークラリー参加者
 

 地域に眠るお宝を自分の足で確かめながら、世代間交流と健康作りも目的にした「篠木地区ウオークラリー」。地域ぐるみで健康を意識する機会として、滝沢市の篠木自治会(下田富幸会長)では、5年前からウオークラリーを取り入れている。

  楽しく歩いて健康ゲット―が合言葉。近所の岩手看護短期大の協力を得ながら、自治会内で実行委(高橋三郎委員長)を組織。今年は6日に開かれた。

  ウオークラリーには昭和1桁生まれから幼児までの55人が参加。地区のスクールガードや市食生活改善推進員など裏方を含めると、総勢約110人が顔を合わせた。

  コースは市多目的研修センターを基点にした約2`。5人一組となり、奈良時代に銅を運んだと言われる篠木坂峠や田村神社、清雲院、堀合節子が代用教員を務めた篠木小を巡った。各地点では看護学生がクイズを出題。「1`14分」の標準タイムを目標に、クイズの正答率で順位を競った。

  邉見七海さん(篠木小6年)は「初めての参加で疲れるかなと思っていたけれど、小さい子と手をつないで一緒に歩いたので楽しかった」と爽やかな笑顔だった。

  ウオークラリーの随所では、看護学生が大活躍。コースの設定やクイズの考案のほか、当日は出発前の健康チェック、準備・整理体操、司会など企画を切り盛りした。

  学生リーダーで副実行委員長の白梅絹美さん(22)=専攻科地域看護学専攻=は「私たちは保健師を目指している学生。地域の中に入り、今、何が困っているかを学ぶ機会になっている」と話していた。

  ゴール後の昼食会も、もれなく健康を意識。「歩いて消費した分のエネルギーを補給する食事量を実感してもらおう」と、食改員らがカロリー計算した豚汁が登場。さらに「災害時を意識してもらえるように」と白おにぎりも並んだ。

  下田会長(71)は「われわれの思いと看護短大の思いが一緒だから成り立っている企画。健康が何よりの宝」と話し、高橋実行委員長(66)も「地域の異年齢と触れ合い、地域の宝を今一度知ってもらいながら、家族で健康になってほしい」と願う。
   (菊地由加奈)
 


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