盛岡タイムス Web News 2014年  9月  28日 (日)

       

■ 青春の絆で復興へ 盛岡三高と東京西高 被災地で意見交換も

     
  盛岡三高を訪れた西高生徒会(奥)  
 
盛岡三高を訪れた西高生徒会(奥)
 


  東京都立西高の生徒会が26日、県立盛岡三高を訪問し、生徒会同士の交流会が開かれた。6月に盛岡三高生徒会が西高を訪れたことを契機に生まれた交流で、東日本大震災と復興について考えを深める。同日は西高から5人、三高から15人が参加し、震災復興や支援を語りあった。

  三高の生徒は、これまでの支援活動や体験を通して学んだことを紹介。甚大な被害を受けた沿岸住民と、内陸で被害をほとんど受けていない住民との間に意識の差が生まれていることなど、必ずしも復興が順調に進んでいる状況にないことを説明した。西高の生徒らは27日に宮古市を訪問し、地元漁協の関係者と懇談した。

  西高生徒会の北野清子会長(1年)は「前回の交流を通して、復興に対する意識の違いを感じた。被災地のために何かしたい気持ちはあるが、間違った支援はしたくない。実際に沿岸被災地へ行き、自分の目で見ることが今、自分にできることだと思っている。今回学んだことを学校に戻ってから、しっかり還元したい」と今回の訪問に思いを述べた。

  盛岡三高生徒会は6月27、28日に西高を訪問して震災復興に対する同校の取り組みを紹介。復興庁やNPO法人遠野まごころネット東京事務所も訪問し、意見交換を実施した。

  盛岡三高生徒会の吉田寛知会長(2年)は「東京の方と話をしたことで、改めて復興について別の視点で考えなければならないと感じた」と話していた。


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