盛岡タイムス Web News 2014年  10月  3日 (金)

       

■  滝沢市長選 藤原治氏が正式表明 住民が主役の地域を 市役所辞め出馬へ


     
  滝沢市長選への出馬を表明する藤原治氏  
  滝沢市長選への出馬を表明する藤原治氏
 

 元滝沢市住民環境部住民協働課長の藤原治氏(56)は2日、同市鵜飼の後援会事務所で記者会見し、任期満了に伴う11月9日告示、16日投開票の同市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。市(村)職員として33年間、防災や住民協働を担当してきた経験を生かし「住民が主役の地域をつくっていきたい」と決意を述べた。

  同市長選には3選を目指す現職の柳村典秀氏(59)、1994年から3期滝沢村長を務めた柳村純一氏(63)が既に出馬表明。三つどもえの戦いが確実な情勢となっている。

  藤原氏は、市が進める複合交流施設整備、小学校新設、スマートインターチェンジ設置の3大プロジェクトの推進や、自身も策定に携わってきた2015年度からの新総合計画の実現を「地域と一体となって進めたい」と主張。▽住民が主役の地域▽安全安心な地域▽子どもの笑顔であふれる地域―を目指す地域像の柱に掲げた。

  3大プロジェクトは「住民も望んでいることであり、ゼロにすることはあり得ない」とし、施設完成後の企業誘致や有効利用などに、健全な財政運営を意識しながら取り組むとした。土砂災害危険箇所の詳細調査など安全なまちづくりや子育てしながら女性が働きやすい環境づくりなどにも力を入れる考え。

  元村長の柳村純一氏の手腕については、職員の意識改革や自治体間での知名度アップには成果を挙げたが「それで住民にどんな良い面があったかという点では薄い」と辛口評価。現職の市政運営についても、住民の声には耳を傾けているが個人の意見に対応することに終始していると指摘。地域の意思を適切にくみ取る「やり方、聞き方が必要だ」とした。

  後援会長は高橋盛佳市議が務め、若い世代や女性も巻き込んで市民運動的な浸透を図っていく方針。

  9月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万3999人(男2万1412人、女2万2587人)。

  【藤原治氏(ふじわら・おさむ)】旧川井村(現宮古市)出身。盛岡三高を経て中央大理工学部卒。1981年、旧滝沢村役場入り。防災防犯課長を経て、住民協働課長。9月25日付で退職。滝沢市テニス協会長。同市鵜飼在住。

 


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