盛岡タイムス Web News 2014年  10月  10日 (金)

       

■  松本君(盛大附野球部)がプロ志望届 小さな頃からの夢 岩手の先輩に負けないよう ドラフト会議は23日 上位指名の予想も


     
  関口監督(左)とともにプロ志望届を提出する盛岡大附の松本君  
  関口監督(左)とともにプロ志望届を提出する盛岡大附の松本君
 

 盛岡大学附属高校野球部の松本裕樹君(3年)が9日、岩手県高野連にプロ志望届を提出した。県内の高校生では今年度ただ一人の提出。松本君は主戦投手として今年夏に行われた第96回全国高校野球選手権大会に出場し、同校の夏の甲子園初勝利に大きく貢献した。松本君に対するプロ球団の評価は高く、23日に開かれるドラフト会議では上位指名も予想される。

  松本君は9日午後2時半、同校野球部の関口清治監督、前川剛大主将とともに県高野連(盛岡工高内)を訪れ、藤原斉会長(同校長)にプロ志望届を提出した。藤原会長は「頑張ってください」と激励し受理した。同日中に日本高野連に報告され、提出者一覧名簿に記載された。

  松本君は「小さい頃からプロ野球選手という夢を持っていた。高校に入り、何としてもプロに進むという気持ちがあった。自分の夢は変わらない。提出は目指すべきものの一歩なので、終わってすっきりした気持ち」と語る。期限ぎりぎりの提出となった理由を問われると「甲子園が終わってから、けがもあり、大学や社会人も見学した。いろいろ考えた結果、この時期になった」と説明した。

  神奈川県の南瀬谷中出身で、身長183a、体重80`。右投げ左打ちの投手。最速150`の速球だけでなく、高校通算54本塁打の打撃も松本君の魅力。しかし本人は投手でのプロ入りを望んでいる。心配される右肘の状態について「キャッチボールもしていないので分からない。投げたら痛いかもしれない。まず1年目はしっかりと体作りができる球団に入れれば」と話す。

  提出にあたり、関口監督や松崎克也部長、両親などと話し合いを重ねたという。「両親も、自分のやりたいように、と後押ししてくれた。意中の球団はなく、指名されてから考えたい。岩手からのプロ野球選手が活躍しているので、その方々に負けないよう、そして日本を代表する選手になりたい」と将来を描いた。

  同校在学中のプロ志望提出は2013年に続く。関口監督は「投球同様、物事をしっかり考えられる子なので、こちらからあまり口出しはしなかった。大学野球にも素晴らしさがあり、社会人野球には特有の厳しさがある。どこが今の自分に合うか、ちゃんと考えよう、とは伝えた。プロ野球は誰でもつかめるチャンスではないので、生かしてほしい」と期待している。

  プロ志望届は同日午後5時で締め切られた。全国で高校生94人、大学生70人の計164人がプロ志望届を提出した。


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