盛岡タイムス Web News 2014年  10月  23日 (木)

       

■  地元の魅力発信 「しゃ・べーる」設立10周年 紫波町観光案内人 11月8日記念発表会

 

     
   10周年を迎えたしゃ・べーるのメンバー。嶋田晴子さん、久慈代表、大平セイさん、小笠原悦子さん(前列右から)と籏福晴子さん、石幡信さん、下町順子さん、大沢斗志子さん、岡村日出子さん(後列同)  
   10周年を迎えたしゃ・べーるのメンバー。嶋田晴子さん、久慈代表、大平セイさん、小笠原悦子さん(前列右から)と籏福晴子さん、石幡信さん、下町順子さん、大沢斗志子さん、岡村日出子さん(後列同)  

 紫波町観光案内人「しゃ・べーる」(久慈和子代表)が今年、設立10周年を迎えた。同団体は同町の歴史文化や自然など、さまざまな観光名所へ町民、観光客を案内して魅力の発信に尽力してきた。設立当初は10人程度しか集まらなかったツアーも今では30〜40人に安定し、県外客からの観光案内の依頼もあるという。11月には記念イベントを行い、10年間の成果を発揮して今後の活動へ弾みをつける。

  久慈代表は2005年、同団体が発足した当初からのメンバー。町商工会女性部で実施した町内を巡る旅が、団体設立のきっかけとなったという。町の歴史や各史跡について知識を深める研修やツアーガイドの仕方など、全てが初めてで試行錯誤の繰り返し。最初は行政をはじめ、周囲の反応は思わしくなかった。

  「最初は知らないことばかり。紫波のことはもちろん、紫波と関連が深い世界遺産の平泉をはじめ、奥州市や二戸市、秋田県へも研修に行った。本当に大変だったが、知識が増えていく過程がとても楽しかった」と久慈代表は振り返る。現在もイベント前には欠かさず研修会を実施。観光客を迎える準備は怠らない。

  現在は9人で活動している。元バスガイドや、町内各方面に顔が広いメンバーなど、多様な人材が集まっている同団体のミーティングは、毎回活発な意見交換が行われる。口げんかに近い状態になることもあるというが、それこそが成長への糧となっている。

  久慈代表は「言い合える仲間は貴重で、ありがたい存在と思っている。みんなで助け合いながら活動してきた10年間は、今までの人生で最も濃い10年になった」と思いを述べた。

  オガールプロジェクト(紫波中央駅前都市整備事業)により、発展が目覚ましい同町。久慈代表は「オガールが町の中心となっていく中、しゃ・べーるとしてオガールと日詰商店街をつなぐような役割を担いたい。商店街は歴史や逸話があり、なくしてはならない。点を結び付けながら、将来へ残していく手伝いができれば」と今後の展望に力を込めた。

  しゃ・べーるの10周年記念まるごと発表会は11月8日午後1時から、同町紫波中央駅前2丁目の町情報交流館(オガールプラザ内)で開かれる。観覧無料。


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