盛岡タイムス Web News 2014年  10月  24日 (金)

       

■  松本(盛岡大附)はソフトバンク 日本を代表する投手に プロ野球ドラフト 1位で単独指名

 

     
  福岡ソフトバンクホークスに1位指名された盛岡大附の松本君  
  福岡ソフトバンクホークスに1位指名された盛岡大附の松本君
 


  盛岡大附高(赤坂昌吉校長)の松本裕樹君(18)が23日に行われたプロ野球ドラフト会議2014で福岡ソフトバンクホークスに1位指名された。同校在学中のプロ指名は、09年の伊東昂大(広島5位)以来、通算3人目。今年の第96回全国高校野球選手権で同校を夏の甲子園初勝利に導いた右腕のプロ入りは確実とみられ、松本君は「日本を代表する投手になりたい」と語った。

  同日、松本君は校内の一室で関口清治監督、澤田真一総監督、松崎克哉部長と70人以上の報道陣に囲まれ、指名を待った。12球団の1位指名選手が順番に発表される中、ソフトバンクの指名は最後。指名の瞬間、松本君は表情を変えず、静かに喜びを噛みしめた。「高く評価していただき、とてもうれしい。どの段階で呼ばれるか分からなかったので、ドキドキしながら待っていた」と心境を語った。

  神奈川県横浜市出身。身長183a、体重80`。横浜市立南瀬谷中から盛岡大附に進学し、1年次からベンチ入り。2年春の選抜高校野球大会で甲子園初マウンドを踏み、甲子園初勝利に貢献した。3年次は主戦としてチームをけん引。夏の県大会では5試合に登板し、2年ぶり8回目の選手権出場の原動力となった。

  最速150`と威力ある直球、多彩な変化球を操る器用な投球が持ち味。状況に応じて投球の切り替えができ、精神面の強さにも定評がある。夏の甲子園初戦では右肘に痛みを抱えながらも変化球を中心に投球を組み立て、優勝候補と言われた東海大相模(神奈川)に4│3で勝利。肘の状態が悪化した3回戦は3回途中9失点で降板するも、同校夏の甲子園初勝利という新たな歴史を刻んだ。

  夏の大会後は肘の回復に専念。プロ以外にも大学や社会人野球の見学を重ねるなど進路を検討し、今月9日にプロ志望届を提出していた。

  「小さいころからの夢」と語るプロ野球の舞台は、これから日本シリーズを戦い日本一を目指すソフトバンク。「いい人がそろっていて力のあるチームという印象。中学を卒業し親元を離れて岩手に来て、選手としてだけでなく人間的な部分も成長でき、とてもいい3年間だった。プロでは一日一日をしっかり試合登板していって、いいピッチャーになっていきたい」と意気込みを語った。


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