盛岡タイムス Web News 2014年  11月  3日 (月)

       

■  高校サッカー選手権切符は遠野に 古豪対決の決勝戦 盛岡商10人で追撃も2─3


     
  前半37分、反撃のゴールを決める盛岡商の渡邊(右)  
  前半37分、反撃のゴールを決める盛岡商の渡邊(右)
 

 第93回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会など主催)は2日、盛岡市永井の盛岡南公園球技場で決勝戦が行われた。盛岡商は遠野に2―3で敗れ、3年ぶりの優勝はならなかった。遠野は2年連続24回目の優勝。

  これまでの県大会2試合で12得点と攻撃力が自慢の盛岡商。序盤から縦パスを効果的に使い、遠野陣内に攻め込む。前半5分に、コーナーキックから小澤勇太朗(3年)が頭で合わせるなど、何度も遠野ゴールに迫る。しかし遠野伝統の粘り強い守備を崩せず、得点が奪えない。

  試合が動いたのは同20分。遠野は小水内佳紘(2年)が盛岡商守備の隙を突いたフリーキックでプレーを再開させると、走り込んだ岩渕弘人(同)が蹴り込んで先制する。同33分、盛岡商は反則により1人が退場。さらに直後のフリーキックを遠野の岩渕が直接沈め、2点差と突き放す。

  数的不利に立った盛岡商。同37分、中央から自らドリブルで突破した渡邊翔(同)が遠野の守備と競り合いながらシュートを決め、1点差として前半を終える。

  後半に入り、試合は激しさを増す。盛岡商は数的不利を感じさせないプレーで同点弾を狙うも、反則により流れに乗れず。遠野もキーパーの菊池至(3年)が負傷により交代するアクシデントに見舞われながら、盛岡商の猛攻を防ぎ、カウンターで追加点を狙う。後半25分、遠野は縦パスに反応した須藤和輝(同)が貴重な追加点を奪い2点差とする。

  最後まで諦めない盛岡商。後半ロスタイム、混戦から根子裕将(3年)がオーバーヘッドで得点を奪い1点差に詰め寄るも、直後に試合終了となった。

  盛岡商の齋藤重信総監督は「早い時間に失点し、その後、退場したことで苦しくなった。立ち上がりの時間帯の攻撃で、決めきれなかったのが響いた」と語った。根子選手は「攻撃の中心として、もっとしっかり決めなければいけなかった」と振り返った。

  優勝した遠野は、12月30日に開幕する全国大会に出場する。
  (佐々木貴大)


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