盛岡タイムス Web News 2014年  11月  9日 (日)

       

■  難関突破の風に乗れ 盛岡一高で進学セミナー 東大サークル「フェア・ウィンド」


     
   盛岡一高OBの石山さん(左)とワークショップをする高校1年生たち  
   盛岡一高OBの石山さん(左)とワークショップをする高校1年生たち
 

 東京大学の学生サークル「FairWind(フェア・ウインド)」は8日、盛岡市上田3丁目の県立盛岡一高で地方出張セミナーを開いた。盛岡一、盛岡三、水沢の県立3校の1年生約120人が参加。東大生が交流を通じ、地方高校生に進路選択の大切さを知ってもらい、難関突破に向けたアドバイスをした。県内でのセミナーは今年で5回目。

  同サークルは「地方の高校生に追い風(フェア・ウインド)を吹かせる」との趣旨で活動。難関大学として高校生が敷居の高さを感じないよう各地でセミナーを開いている。盛岡一の卒業生が立ち上げ、本県では同校を会場に2010年から毎年開かれている。

  同日はメンバー75人のうち13人が参加。このうち代表を務める小守潤さん(教養学部文科一類1年)や佐々木雄大さん(同文科三類2年)、石山遼さん(同理科一類1年)ら4人が盛岡一OB。

  東大生から大学受験のアドバイス、東大進学までの経緯や入学してからの専攻決定などの進路選択について発表があった。約10人1グループで東大生の進行によるワークショップ、東大生の座談会、個別相談も催された。

  入学後も2年次まで在籍の教養学部から3年次に専門の学部へ所属する際の「進学振り分け制度」についても説明された。この制度を活用した学生は「自分の夢を見つけ、かなえることができる意味で、日本一将来の選択肢の幅がある大学」と魅力をアピールした。

  佐々木さん(宮古市出身)は自らの経験を振り返り、「早めに大学情報の収集を」と呼び掛けていた。

  小守さん(矢巾町出身)は「3年前にこのセミナーを受講していた。当時は東大への進学を考えていなくて、進路のことを考えていないことを気づかされた。配布された資料には勉強方法や進路選択など大事なことがたくさん書かれていて、受験会場に持参した。自分の姿を見て、少しでも東大が楽しそうだと思ってもらいたい。高校生には自分で調べ、頭を使って進路のことを考えるきっかけになってもらえば」と後輩たちに期待を込めた。


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