盛岡タイムス Web News 2014年  11月  11日 (火)

       

■  滝沢市長選 3人出馬し8年ぶり選挙戦に 16日投票へ運動活発化


 任期満了に伴う滝沢市長選は9日告示され、16日の投票に向けて、7日間の舌戦に突入した。立候補したのは、届け出順にいずれも無所属の元職柳村純一氏(64)、元市住民協働課長の新人藤原治氏(57)、現職柳村典秀氏(59)の3人。市制移行後、初の市長選で、住民にとって最も身近な選挙だが、同市は盛岡市のベッドタウンの要素があり、滝沢市政への関心の低さによる投票率の低下が懸念されている。候補者がいかにして新市の将来像を示し、選挙への関心を呼べるかが注目される。

  立候補の届け出受け付けは9日、市役所で行われた。抽選の結果、柳村純一氏、藤原治氏、柳村典秀氏の順に受理。初日は3陣営ともに全市域的に遊説を行い、有権者に政策を訴えた。

  柳村純一氏は同市穴口の山口クリニック前で第一声を上げた。支持者ら約130人が集まる中、「住民の皆さんからあらゆる声を聞き出し、政策に生かされる意思形成のプロセスを大事にしていく。それが住民の皆さんの納得であり、満足。住んで良かったと思える滝沢市を皆さんと一緒に、もう一度つくっていく」と訴えた。

  藤原治氏は同市鵜飼迫の事務所に集まった支持者ら約80人の前で第一声。「33年間の現場経験から住民のことを思って市政を運営できると確信している。職場を辞めたのは職場を明るく元気にし、職員と共に汗をかく市役所にしたいと思ったから。職場が変われば、その力は市民全体に広がって滝沢市が必ず良くなる」と主張した。

  柳村典秀氏は同市野沢の事務所前で第一声。支持者ら約150人を前に「幸福感を育む環境づくりを基本に総合計画の策定準備を進めている段階。滝沢市が希望に満ち、市民が真の豊かさを実感できるようにするためにはこれからの4年間が重要。住民主体でまちづくりを進め、幸せが実感できる滝沢市にする」と唱えた。

  告示2日目の10日は3氏ともに地域を絞って遊説を展開した。

  柳村純一氏は中央部を重点的に遊説し、市役所前や新興住宅地などで街頭演説を重ねた。11日午後7時から、大釜地区コミュニティセンターで個人演説会を開く予定。

  藤原治氏は東部から南部を遊説し、市役所前などで街頭演説。個人演説会は12日に大釜地区コミュニティセンター、13日に鵜飼地区コミュニティセンター、14日はあすみ野コミュニティホールで開く予定(開会はいずれも午後7時から)。

  柳村典秀氏は北部と中央部を重点的に遊説。スーパーや事業所前などで街頭演説を実施した。個人演説会の予定はなく、街頭演説を中心に政策を訴える。

  投票は16日午前7時から午後8時まで、市内13カ所の投票所で行われ、同9時から滝沢総合公園体育館で即日開票される。深夜にも開票結果が確定する見通し。

  期日前投票は15日までの午前8時半から午後8時まで、市役所2階2―1会議室と滝沢勤労青少年ホームで行われている。

  8日現在の選挙人名簿登録者数は4万4119人(男2万1479人、女2万2640人)。新人同士の一騎打ちとなった2006年の村長選の投票率は55・78%だった。


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