盛岡タイムス Web News 2014年  11月  15日 (土)

       

■ 滝沢市長選 あす新市初の審判 3陣営が最後の舌戦

 任期満了に伴う滝沢市長選は16日に投票が行われる。届け出順に、元職柳村純一氏(64)、元市住民協働課長の新人藤原治氏(57)、現職柳村典秀氏(59)の3人がいずれも無所属で立候補。市制施行後初の市長選は現職に元村長と元職員が挑む構図となり、8年間続く現市(村)政の信任を問い、舌戦が繰り広げられてきた。投票率の低下が懸念される中、市民の関心を引き付けようと、選挙戦最終日の15日は各陣営が訴えに熱を入れる。

  柳村純一氏は村長3期12年間で行政組織の改革に力を入れた後、2006年に勇退したが、大型事業への対応で厳しくなるとみられる市の財政や市役所組織の現状に危機感を募らせ、「行財政を立て直し、市の再生を図る」と立候補。自治体初の日本経営品質賞を受賞した手腕を生かし▽自由で活発な議論のできる明るい市役所づくり▽危機的財政の健全化▽子どもの預かり施設の充実などで女性のキャリアアップ支援│などの政策を示す。

  15日は市内を一巡し、午後7時半ころから同市牧野林の選挙事務所前で打ち上げる。
  藤原治氏は「閉塞(へいそく)感のある職場を明るく元気にし、住民に心から寄り添う市役所を作り上げ、住民の生の声を政策に反映させたい」などの理由から9月に市職員を辞し、立候補。33年間、行政の実務を担ってきた経験から住民協働による市政刷新を訴える。▽住民と一緒に考え行動する市役所▽自治会活動の交付金メニュー拡大などで住民が主役の地域▽子どもの笑顔であふれる地域│などの政策を示す。

  15日は土・日ジャンボ市などで街頭演説し、午後7時ころから同市鵜飼迫の選挙事務所前で打ち上げる。

  柳村典秀氏は初当選した06年に掲げた公約の完遂や新市移行の責任者として「市政を軌道に乗せなければならない」と3選を目指す。交流拠点複合施設や新設小、新たな産業用地の集積に向けたスマートインターチェンジの建設を推進しながら▽希望の持てる産業振興と雇用拡大の推進▽市民参加による健康づくり事業などで安心できる医療・福祉・子育ての推進▽住民に身近な行政経営の推進│などの政策を示す。

  15日は土・日ジャンボ市などで街頭演説し、午後7時45分ころから同市野沢の選挙事務所前で打ち上げる。

  16日の投票時間は午前7時から午後8時まで、市内13カ所の投票所で行われる。同9時から滝沢総合公園体育館で即日開票され、深夜にも当落が判明する見通し。

  期日前投票は15日午後8時まで、市役所2階2−1会議室と滝沢勤労青少年ホームで行われている。 

  8日現在の選挙人名簿登録者数は4万4119人(男2万1479人、女2万2640人)。

  06年の村長選は、引退表明した柳村純一氏の路線の続投を訴えた候補と柳村典秀氏の一騎打ちで、柳村典秀氏が約3千票差で初当選。当時の有権者数は4万923人で、投票率は55・78%だった。


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