盛岡タイムス Web News 2014年  11月  17日 (月)

       

■  地元工藤君が化学分析1位 盛岡工も全国大会会場に 高校生ものづくりコン


     
  化学分析部門の課題に取り組む出場者ら  
 
化学分析部門の課題に取り組む出場者ら
 

 第14回高校生ものづくりコンテスト全国大会は15、16日、東北ブロック内の4県の会場で開かれた。6会場で7部門が開催され、化学分析と電子回路組み立ての競技は盛岡市羽場の盛岡工高で行われ、同校の工藤和希君(3年)が化学分析部門の1位に輝いた。

  同大会には、全国9ブロック大会の優勝者と開催県枠の出場者、計90人(測量分野は3人一組)が出場。本県からは工藤君のほか、化学分析部門で東北大会優勝を果たした上野佑真君(盛岡工3年)、電子回路組立部門には開催県枠で下村太希君(福岡工3年)が出場した。

  化学分析部門の出場者らは、キレート滴定法を用いて試料水中のカルシウムとマグネシウムの量を測定し、試料水の硬度を求める課題に挑んだ。実験は試薬を使って色の変化を見ながら全硬度とカルシウム硬度を測定し、それをもとにマグネシウム硬度を算出する。

  電子回路組立部門では最初に回路図を作製し、用意された部品を用い三つのスイッチの付いた回路を組み立てる。LED表示やモーター、ブザーを課題通りに制御するプログラムも行う。プログラミングや組み立ての技術、設計力が主な評価対象となる。

  両部門とも制限時間は2時間半。数値の正しさや技術の高さのほか、実験や作業の手順、安全面への配慮なども審査する。ゼッケンを着用した出場者らは審査員が見つめる中、集中して手際よく作業を進めていた。

  同大会は第11回から各ブロック持ち回りで開催するようになり、東北ブロックや本県での開催は今回が初めて。運営に当たった盛岡工の浅沼孝夫副校長は「学んだことを将来に生かす最先端の大会。岩手で開催したことで全国のレベルが見られ、指導の面でも刺激になる。この経験は大きなもの」と語った。


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