盛岡タイムス Web News 2014年  11月  24日 (月)

       

■  グルージャ盛岡 5位でシーズン終了 初年度のJ3で躍進 林が貴重な先制弾


     
  こぼれ球に詰め、先制点を奪う林勇介(14番)  
 
こぼれ球に詰め、先制点を奪う林勇介(14番)
 

 明治安田生命J3リーグの第33節、グルージャ盛岡対ガイナーレ鳥取戦は23日、盛岡市永井の盛岡南公園球技場で行われた。盛岡は先制点を奪うも、後半に痛恨の失点を喫し1―1で引き分けた。同節で初年度のJ3リーグは全試合を終了。グルージャの最終成績は12勝12敗9分の勝ち点45。5位でシーズンを終えた。

  盛岡は3試合ぶりにトップ下の位置で先発した林勇介が攻撃で存在感を見せる。前半18分には、相手コーナーキックのこぼれ球を拾った松田賢太がドリブルで中央を突破し、左サイドの田中舜に展開する。田中からのクロスを長身フォワードの土井良太が頭で合わせる。このシュートは鳥取のキーパーに阻まれるも、こぼれ球を林が押し込み、盛岡が先制する。林はこの得点がJ3初ゴールとなった。

  失点後、攻勢に出る鳥取。前半27分、盛岡の育成組織出身の谷村憲一がフリーキックで直接ゴールを狙うも、盛岡のキーパー土井康平が防ぎ、失点を許さない。その後も盛岡は粘りの守備で鳥取の攻撃を跳ねかえす。

  1―0で前半を折り返した盛岡。後半も粘りの守備を見せる。しかし後半12分、盛岡のゴール前で混戦に持ち込まれ、痛恨の失点。その後も鳥取の猛攻にさらされながら失点を防ぐ。高瀬証を走らせカウンターで最後まで勝ち越しを狙うも得点は奪えず。引き分けで試合を終え、勝ち点1を分けあった。

  6位のSC相模原が同時刻に行われた首位のツエーゲン金沢戦に0―4で敗れたため、盛岡の5位が確定した。

     
  J3初年度のシーズンを戦い抜いたグルージャの選手、サポーター  
  J3初年度のシーズンを戦い抜いたグルージャの選手、サポーター
 


  試合後のセレモニーで、臼井康雄社長、鳴尾直軌監督、松田賢太主将がサポーターにあいさつした。今シーズン限りでの引退を発表した森田真司選手も、サポーターに最後のあいさつをした。

  鳴尾監督は「5位という結果は満足。今後はシーズンを通じての勝負どころで、しっかりと結果を残さなければ」と振り返る。松田主将は「今シーズンはサポーターのおかげで5位に入れたと思う。サポーターに感謝したい。チームとしてはまだまだやるべきことを徹底できない部分もあるし、ただ徹底するだけでなく次は質を高めなければいけない」と話していた。

  ホームに詰めかけた3035人のサポーターは試合後、初の全国の舞台で戦い続けた選手たちに温かい拍手を送った。ゴール裏で声援を送り続けた菅原和晃さん(39)は「私はグルージャ結成時からのサポーター。今シーズンは長いようであっという間だった。きょうの試合は選手たちの気持ちが感じられて、とてもよかった。今後は市、県全体でJ3、グルージャを盛り上げなければ。クラブだけでなく、サポーターも一体となりチームを作り上げたい」と来シーズンへの思いを語った。


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