盛岡タイムス Web News 2014年  11月  28日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉227 草野悟 「駅─1グルメ」足と舌で稼ぎ第6号


     
   
     

 三陸鉄道やJR東日本、岩手県職員などの有志が集まり、ボランティアで取材活動しているパンフレット制作チームがあります。「駅─1」とは「えきいち」と読み、その駅の近くでお薦めできるおいしい料理とお店を紹介するものです。B−1のように出掛けて戦ったりはしません。あくまでその店に行かないと食べられないという設定です。震災で焼失し、いまだ動いていないJR山田線や大船渡線の駅も含まれています。事務局は三陸鉄道にあります。

  第1号は、2011年3月初旬発行のため、掲載した店舗の大半が津波で消失し、幻のパンフレットとなってしまいました。その後、年2回のペースで編集し、今回で第6号となりました。

  北は八戸から南は気仙沼まで28店舗の料理と、地元のスイーツ8種類を紹介しています。

  第6号は、鍋・スープ特集です。伝統的な「はっと」や「ひっつみ」、魚介類を生かした「ブイヤベース」、ワカメを加えた「スープカレー」、珍しい「スープハンバーグ」など、汁ものをテーマにした料理が並びます。どれも編集隊員が自腹で食べて見つけてきた逸品ぞろいです。三陸の食材は、魚介類や短角牛、冬野菜など冬においしさを増す食材がわんさか出てきます。被災して仮設店舗のままの普代村「魚定」は、漁師だからこその、これでもかと豪華な食材をぶちこんだ「太田名部漁港のおおたなべ」をエントリーしました。

  このパンフレットは観光客の皆さんばかりではなく、遠方から働きに出てきている工事関係の方々のガイドブックとしても重宝されています。ガイドブックは無料です。三鉄やJRの各駅などに置いてあります。「こたつ列車」に乗って冬のぶらり旅。駅―1ガイドブックでおいしいお店を訪ねてください。どうしても欲しい方は、三鉄本社の総務部までお問い合わせください。(岩手県中核観光コーディネーター)


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