盛岡タイムス Web News 2014年  12月  5日 (金)

       

■  豊かさ実感に全力 柳村滝沢市長3期目へ決意 基本6政策を明示 議会で所信表明


     
   「真に豊かさが実感できるよう全力を傾注する」と3選の所信を表明した柳村典秀滝沢市長  
   「真に豊かさが実感できるよう全力を傾注する」と3選の所信を表明した柳村典秀滝沢市長
 

 滝沢市議会12月会議は4日開かれ、11月16日執行の初の市長選で、村長選を含め3選した柳村典秀市長が所信を表明した。市制施行から間もなく1年。「今後は市としての確かな礎を築き、市政の真価が問われる」とし、市勢発展に向けた六つの基本政策を明示した。柳村市長は「全ての市民が滝沢市で幸せに暮らし、将来にわたり希望に満ち、真に豊かさを実感できるものとするために全力を傾注する」と誓った。

  2015年4月から始まる第1次滝沢市総合計画は「住民自治日本一」に向けた礎となる。「次世代が夢と希望を持ち、健康で将来にわたり、滝沢市で生き生きと暮らせる活力ある地域」の実現を目指して六つの基本政策を展開し、キーワードとなる幸福感を育む環境づくりを着実に具現化していく。

  六つの基本政策は▽希望の持てる産業振興と雇用拡大の推進▽心豊かな教育と文化・スポーツの推進▽安心できる医療・福祉・子育ての推進▽人にやさしい生活基盤・道路・交通網整備の推進▽人と環境を活かしたまちづくりの推進▽住民に身近な行政経営の推進―。

  希望の持てる―では、大学などとの連携で新たな価値を創造し、雇用の場の創出や既存企業の経営基盤の強化支援、企業立地の促進を図る。地域の農業や商工業の担い手を育成し、農商工連携によるブランド化を推進する。

  住民に身近な―では、総合計画を市民に浸透させながら、市民の意見を広く把握し、政策に反映させる行政体制の確立に取り組む。住民自治に欠かせない自主財源を確保し、納税環境を整備しながら、「国の政策、税制改正、財政制度の改正動向を注視し、必要な事業には投資しつつも、身の丈にあった事務事業を選択し、行政裁量のある部分については削減、廃止も視野に入れる」と持続可能な健全財政に努める。

  地域づくりを支援する職員の人材育成を進めるとした上で、「市民の皆さん、議会、行政が一丸となって目指す姿の実現のために取り組みを進めたい。これまで一貫して掲げてきた市民の皆さんとの対話を基本に、声なき人々の心情も察し、透明・公平・公正で信頼される市政の確立を引き続き目指す」と身を引き締めた。

  同日は2014年度市一般会計補正予算など議案15件、人事案件の諮問1件と同意3件を提出した。所信表明に対する会派代表質問は10日に行う。


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