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笑いと感動を届けた盛岡文士劇
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盛岡市の冬の風物詩、盛岡文士劇(同実行委主催)は6日、盛岡市松尾の盛岡劇場で開かれた。1995年に作家の高橋克彦さんを発起人に、昭和期に開かれていた文士劇を復活させ20回目の節目を迎えた。各界名士や地元テレビ局アナウンサーら約30人が出演し、会場を笑いと感動で包んだ。
公演は「シングル・シングル・シングル〜映画『秋日和』より」、「新・岩窟王〜A・デュマ原作『モンテ・クリスト伯』より」の2本立て。両公演とも、舞台役者顔負けの迫力ある名演技で感動を誘い、小道具で台本を隠しながらの華麗な迷演技で笑いを誘った。せりふ忘れに対するアドリブもお手のもので、臨機応変に演じる姿は観客の目をくぎ付けにしていた。
チケットは完売しており、1日2回、7日までの計4回公演で約1900人の観客が来場する予定。同市梨木町から訪れた70代女性は「何度も見に来ているが、盛岡弁で進んでいくので面白い。地元の有名な方々が出演しているので、親しみを持って楽しめる」と話していた。
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