盛岡タイムス Web News 2014年  12月  28日 (日)

       

■ 手のひらにマイブック 啄木記念館 豆本作りワークショップ

     
  丁寧に表紙を付け、オリジナルの本を制作した参加者  
  丁寧に表紙を付け、オリジナルの本を制作した参加者
 


  盛岡市玉山区渋民の石川啄木記念館(森義真館長)で26日と27日、ワークショップ「豆本つくろ!」が開かれた。冬休み中の小学生らを対象としたイベントで、盛岡市内などから各日5組、計10組が参加。同館学芸員の佐々木裕貴子さんと中村晶子さんの指導のもと、手のひらサイズの「豆本」の制作を楽しんだ。

  豆本は小さな紙を30枚ほど折り、背になる部分に接着剤を塗って固定し、ページを作る。この際、接着剤が染み込みやすくなるよう、ページの背の部分にカッターで細かく切り込みを入れるのがポイント。接着剤が乾いたら見返しのページと表紙を付けて完成となる。参加者たちは、完成品に学芸員が用意した啄木の短歌を貼ったり、啄木の作品にまつわる模様のスタンプを押したりして自分だけの作品を制作していた。

  母や弟と参加した古舘穂乃香さん(緑が丘小4年)は「なつかしき冬の朝かな。/湯をのめば、/湯気がやはらかに顔にかかれり」など特に冬を感じさせる歌を選んで貼り付けた。「知らなかった本の作り方が知れて、また4年生の授業で習った啄木の短歌をもっと知れて良かった」と話す。母の弥生さん(40)は「児童センターのちらしを見て参加した。子どもには少し難しいと思ったが、興味を持ってやっていたので良かった」と振り返った。

  学芸員の佐々木さんは「作品に啄木の短歌を貼るということで、勉強という形ではなく、子どもたちが自然に短歌に触れる機会を作れればと思っている」と話した。

  同館は、1月9日と10日にはワークショップ「凧(たこ)つくろ!」を企画し、参加者を募集している。ビニール製の簡単な凧を制作し、晴天であれば凧揚げも行う。午前10時から正午まで。定員は各日5組。参加費100円。問い合わせは同館(電話683−2315)まで。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします