盛岡タイムス Web News 2015年  2月  12日 (木)

       

■  矢巾町 新町政へ擁立進む 町長選まで2カ月あまり 宮舘氏(元副知事)出馬の意向有権者一票示せるか


 任期満了に伴う矢巾町長選は、4月21日の告示まで2カ月あまりとなった。現在、同町長選挙へ出馬の意向を示しているのは元副知事の宮舘寿喜氏(65)=同町南矢幅=の一人。正式な出馬表明は今月中を予定しており、後援会設立や事務所整備などを進めている。現職の川村町政で16年間、無投票が続いてきた。勇退を受けて今回は選挙戦になるとの見方もあり、告示までに情勢が急変する要素をはらんでいる。投開票は同26日。

  宮舘氏は昨年12月中旬に現職の川村光朗氏の要請を受け、出馬の意思を固めた。一方で川村氏の後援会としては、選挙対応は会員個々の判断に委ねられており、現時点では特定の人物を支援する体制は確立されていない。選挙戦となった場合の対応が注目される。

  このため宮舘氏は後援会などの支持基盤の整備に躍起だ。年明けから今月までに、会長をはじめ後援会役員の顔ぶれは固まった。常勤監査役を務めた岩手銀行は1月末で退職しており、公約作成など本格的な準備が始まっている。政党推薦の予定はなく、無所属で出馬する考え。

  宮舘氏は「選挙戦になることを想定して準備をしている。私としては、まだ顔を知られていないと思うので、まずそこから始めなければ」と警戒感を強める。水面下では対立候補擁立へ向けた動きがみられ、無投票となるかは流動的だ。

  公約は検討中だが、岩手医大総合移転整備関連や矢幅駅前開発などのインフラ整備、それに関連づけたソフト面の事業などを構想に挙げている。また、川村町長が推進してきた「日本一健康な町やはば」に関する保健、医療福祉分野の施策も継続したい考えだ。

  「医大移転や北上川に架かる徳田橋整備など、私が盛岡広域振興局長を務めていたころから話があった。移転後の環境に合わせたまちづくりに加え、なりわいと暮らしのサポートも進めたい」としている。

  同町選挙管理委員会(鷹觜民雄委員長)によると、1月15日現在の選挙人名簿登録者数は2万1633人。


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