盛岡タイムス Web News 2015年  2月  13日 (金)

       

■  学長に岩渕明氏 ピリッとからく、存在感 岩手大学 来月16日に大臣任命へ


     
  次期学長最終候補者に選出され、会見する岩渕氏  
  次期学長最終候補者に選出され、会見する岩渕氏
 

 岩手大は12日、学長選考会議を開き、堺茂樹前学長の死去に伴う次期学長の最終候補者に、工学部教授の岩渕明氏(65)を選出した。文部科学省に上申された後、同大臣の任命を経て正式決定される。岩渕氏は同日会見し、「学長の指名を受けた。ぜひ頑張りたい」と抱負を語った。

  文部科学大臣による任命は、3月16日を予定。前任者の死去に伴う年度途中の就任のため、任期は規定により、発令から2年後の年度末である2017年3月31日までとなる。

  目指す大学像は「ピリッとからい、存在感のある大学」。「ベースは地域。地域に期待され、岩手、東北の中で中核となる。地域の課題解決は日本、世界の課題解決につながる。岩手ならではのところで勝負し、存在感を出せれば」と意気込んだ。

  2月9日に行われた学内投票有資格者による意向聴取投票で、岩渕氏が287票、理事・学長代行の西谷泰昭氏が176票を獲得した。投票率は80・5%。12日に大学内外の委員で構成される学長選考委員会が、投票結果とこれまでの功績などを総合的に検討し、岩渕氏を次期学長候補者に選出した。

  岩渕氏は1974年3月に東北大大学院工学研究科修士課程修了。84年4月に岩手大工学部の助手となり、91年4月に同学部教授に就任。2010年6月から14年3月まで、岩手大理事・副学長を務めた。

  岩渕氏は「2014年3月まで藤井克己元学長の下で副学長を務めていた。その後1年ほど現場に戻り、本部では気付かない視点も持っている」と今後の大学運営における自らの長所を語った。

  「今後は学び直し、生涯学習がキーワードになる。地域と連携し、オール岩大で、地域をベースに世界に挑戦する」、「本部の意思が下まで伝わっていない。大学構成員が一丸となり、大学の運営を考えたい。まずは大学としてのベクトルを合わせ、対話し、うまくいくようにやりたい」と、「グローカル」と「対話」をキーワードに挙げた。


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