盛岡タイムス Web News 2015年  2月  16日 (月)

       

■  いわて国体を彩る旋律 八木澤教司さん作曲10曲 「March−Chagu−Chagu」 盛岡で演奏会 地元楽団出演で披露


     
  作曲家の八木澤教司さんの指揮でメモリアル行進曲「March‐Chagu‐Chagu」を演奏する盛岡吹奏楽団  
  作曲家の八木澤教司さんの指揮でメモリアル行進曲「March‐Chagu‐Chagu」を演奏する盛岡吹奏楽団
 

 2016希望郷いわて国体・希望郷いわて大会使用曲演奏会(同大会実行委員会主催)が15日、盛岡市内丸の県民会館大ホールで開かれ、同大会の式典を彩る演奏曲が初披露された。北上市出身の作曲家八木澤教司さん(39)=千葉県市川市=が作曲したメモリアル行進曲「March―Chagu―Chagu(マーチ・チャグ・チャグ)」など、合わせて12曲が演奏された。

  同演奏会は、1年後に控えたいわて国体を盛り上げようと、県が八木澤さんに依頼していた楽曲の完成披露として開かれた。

  演奏団体として、1970年の岩手国体式典に出演した盛岡吹奏楽団、混声合唱団「北声会」、盛岡コメット混声合唱団のメンバー合わせて105人が出演した。

  主催者を代表し、県国体・障がい者スポーツ大会局長の松岡博さんが「この大会は復興のシンボルとして大震災からの復興を進める大きな力にする特別な思い、願いを込めて、県民が力を合わせて開催する。支援をいただいた全国、世界の皆さまに開会式などを通じて感謝の気持ちも伝えたい。本演奏会では迫力のある生の演奏を存分に味わってほしい」とあいさつした。

  八木澤さんが曲を解説しながら、指揮者の建部知弘さん(盛岡吹奏楽団音楽監督)とともにタクトを執り、楽曲を披露。

  八木澤さんの書き下ろし作品は10曲。開会式の開式通告のあとに演奏する「ファンファーレまき」など「ファンファーレ」5曲、開会式と閉会式の炬火(きょか)の入退場に使われる「炬火まき・U」などが吹奏楽と合唱で演奏された。

  メモリアル行進曲は、チャグチャグ馬コの民謡の旋律を生かした楽曲。親しみのある旋律に躍動的なリズムが重なり、聴衆を楽しませた。

  盛岡三高吹奏楽部1年の佐々木茜音さんは「華やかな曲ばかり。本来のチャグャグ馬コの歌を取り入れながらマーチに仕上げていてすごいと思った」と話していた。 

  八木澤さんは「『March│』にはわくわくするような気持ち、『炬火』には復興への思いを込めた。国体は岩手県全体で盛り上がっていくもの。演奏を通して皆さんに楽しんでもらい、盛り上がっていけばうれしい」と話していた。


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