盛岡タイムス Web News 2015年  2月  17日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉45 盛岡市本宮地内 2人の小笠原さん手作り 原敬記念館 早春につるしびな(相原礼以奈)


     
  原敬記念館と生家につるしびなを飾った小笠原キヨさん(右)と小笠原タエ子さん  
  原敬記念館と生家につるしびなを飾った小笠原キヨさん(右)と小笠原タエ子さん
 

 原敬記念館(盛岡市本宮4の38の25)と同館敷地内の原敬生家を、地元本宮地区の住民による手作りのつるしびなが彩っている。制作したのは小笠原キヨさん(82)と小笠原タエ子さん(81)。原敬の生まれた2月(生誕日は9日)から4月上旬まで展示する。

  日頃から裁縫をたしなんでいる2人。秋にはシルバー人材センターの仕事で同館の環境整備をしている縁で、昨年の同時期に初めて展示した。キヨさんは「手を動かすことは頭の体操になる。飾って見てもらう場所があるのはありがたい」と話す。

  ちりめんや帯の生地で制作したあでやかな作品約60点が、館内や生家を華やかに彩る。発泡スチロール球の表面を小さな布の花々で覆ったものなど、一点一点に丁寧な仕事が光る。かわいらしいフクロウやフグをかたどった作品には、福が来るようにとの思いも。手作り作品は生家の趣深い建物に合い、探検しながら多様な飾りが楽しめる。

  タエ子さんは「飾りのいわれはほとんど分からないが、作りやすくてかわいいと思うものを作っている」と目を細める。

  キヨさんらは同館開館当時、本宮地区の婦人部として定期的に敷地内の除草に協力した経験もある。事務管理員の阿部徳乃さんは「記念館が地元の方の応援に支えられ、原さんも喜んでいると思う」と話す。「盛岡でつるしびなを飾っているところも珍しいと思う」とキヨさん。タエ子さんは「来てくれる人に喜んでもらえたら」と話している。

  22日までは、地元小中学生の作品を展示する第17回児童生徒作品展示会も開催中。生家の開放も22日までで、3月中は生家のつるしびなも本館で楽しめる。

  開館は午前9時から午後5時まで。入館料は一般200円、小中学生50円。作品を出展した児童・生徒、家族は無料。盛岡市在住の65歳以上、障害者手帳を持つ人と付き添い1人は無料。毎月第2、第4土曜は市内の小中学生5人以上で入館料20円。休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日)。
  (相原礼以奈)


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