盛岡タイムス Web News 2015年  2月  27日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉239 草野悟 竹内さんしのび豪雪地に集結


     
   
     
  西和賀の雪灯(あか)りのイベントに毎年、竹内重徳さんが主催し親しい人たちがあちこちから集まります。目的は「酒」と「カラオケ」です。県内屈指の豪雪地帯の西和賀が、湯田町と沢内村の時代、若かりし頃に赴任したそうです。土木部の竹内さんは、命を顧みないで除雪に取り組み、住民の皆さんから大きな信望を集めたそうです。「西和賀の除雪技術は日本一」が竹内さんの口癖でした。巨大なタイヤにチェーンを巻いた超大型除雪車が、器用に左右の雪の壁面を直角にしていきます。見事なものです。一晩に1bも積もる大豪雪の中にあっても、とても快適で平らな路面を維持する技術には脱帽です。本当かどうか分かりませんが、M市とQ市とK市が一番除雪下手な市という話も飛び出しました。あくまで噂ですから。3市の皆さん、除雪ご担当の方、すみません。う・わ・さ、ですから。根拠はありません。

  今年の竹内さんは天国からの参加です。宴席には全て同じ料理を並べ、大好きだった釜石の浜千鳥「仙人峡」をお供えしました。左にお座りの方は、北上商工会議所会頭の中村好雄さんです。奥様と2人でご参加となりました。奥様の明るくユニークなお振る舞いは、参加者の方々をとても和やかにしてくれました。中村会頭さんも一生懸命、歌いました。平身低頭を絵に描いたような温厚な会頭さんです。竹内さんは、「レパートリーは200曲以上」と豪語していました。で、竹内さん、なんでも歌えるもので、誰かが歌うとすぐにマイクを握りデュエットしてしまいます。それが「西和賀会」の無礼講の風物詩でした。県OBの元大幹部さんたちも夜中まで付き合います。スタミナもたくさんあったはずですが。昨年2月は竹内さんの叙勲のお祝い会でした。はかなくもあっけないものです。

  沢内の道路は雪壁が2b以上直角にそそり立ち、雪のトンネルを走っているようです。竹内さんが除雪車を運転している姿を想像し帰路につきました。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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